クリスマスイブにBEHRINGER CO600を愉しむ。

少し前に備忘録を書きつけたこれこれに続き、機材棚に埋もれていたBEHRINGERのコンパクトエフェクターの備忘録である。
全くBEHRINGERって気がつきゃ手元にあるもんだから、こりゃあ一度どのモデルを所有しているか一覧表でも書き起こした方が良いのかもしれない。


今日はBEHRINGER CO600。これもいつの間にか手元にあった。
バッテリーボックス内のネジがなくなっているからかフットスイッチは常に沈んだ状態。オン/オフは出来るのだけれども手応えが酷く心許ない。
多分だけど元ネタはBOSS CE-5。
残念ながらCE-5は所有した事もなければ脳みそを逆さにひっくり返しても弾いた記憶がないので、元ネタとの比較という観点では僕は門外漢である。そういえばベースギターでコーラスってあまり繋いだ記憶がないというか、嗜好としてあまりコーラスを用いた記憶がないな。あ、DETUNEは一時期よく好んで使っていたけれども、あれはコーラスとはまた違うか。

コントロールはLEVEL=エフェクトレベル、RATE=コーラスの速度、HIGH=エフェクトシグナルの高域調整、LOW=エフェクトシグナルの低域調整、DEPTH=エフェクトの深さ、である。特に特異なコントロールはありますまい。
HIGHとLOWは右にフルアップした状態で「FLAT」と表記がある。そこを基準に触ってみる。HIGHコントロールもLOWコントロールも一見(一聴?)すると地味だけれども、その実結構音に出る影響としては少なくない。アンサンブルの中だと違いをより実感するだろうなという効き方。
その他のコントロールも色々触ってみたけれども、どうやったってアッサリ目というか、うん、非常に綺麗なかかり方をしてくれる。
出音も音が広がっていきながら揺れるような美麗な印象。これ、結構良いんじゃなかろうか。

しかし筐体が黄色であるが故にちょっとコーラスっぽくない印象を受ける。
黄色=オーバードライブというのは安易だけれども、このBOSSっぽい筐体だと猶更である。