「行ってきましたよ、浅間町KIWAMISAUNA」

買ったばかりのリバーブペダルについてその素晴らしさにホクホクしながら日記を書いた後、娘の寝かしつけ等々も終わったので樫山君(白線の内側/あたらしいまち/サウナ友達)と2人でサウナに繰り出した。3連休だとこういう事が出来るのが良い。
先日、平針東海健康センターへ行って感動したのは記憶に新しいけれども、やはり今夜も新しい良いサウナを開拓したいという気持ちがあった。樫山君と合流すると大体いつもこういうやりとりをする。
「どこ行く?」「どこ行きましょうねえ」「どこかなあ」
すると樫山君が「KIWAMISAUNA行ってみますか」と提案してくれた。勿論、異論はない。

KIWAMISAUNA、オープンした当初に「古民家を改装したサウナが名古屋市内の住宅街の只中に出来たらしい」と聞いてはいた。今日に至るまで訪問していなかったのには理由があって、多分僕は「古民家を改装」とか「住宅街の中に」とか、何故かちょっと気後れしていたのだった。あと値段が1000円以上のサウナは高いみたいな思いも当時はあった。
KIWAMISAUNAは西区浅間町にあった。浅間町、なかなか行く機会のないところである。近所のコインパーキングに車を停めて入店。

入店して店員さんから説明を受ける。曰く「支払いはキャッシュレス決済のみ」「初来店の際にはLINEで友達登録→会員登録が必要」との事。LINEと連携するからか、入店の際の説明事項等を動画視聴した後は会員登録はびっくりするくらい簡単に終わった。
お店のタンブラーでドリンクを注文、浴室内に持ち込んで飲む事が出来るそうなのだが、けれどもとりあえず今日はやめておく。珈琲もオリジナルブレンドだったりこだわりがありそうだ。気になる。

コインロッカーと続きになっているシャワー室は左右に5部屋ずつくらいだったかな?並んでいてガラス張りのシャワー室が連なっている様子はSF映画のようだった。古民家を改装したとはいえ、まだまだ営業始めたばかりのお店なので滅茶苦茶綺麗だしお洒落。シャワー室がズラッと並んでいる様だけでも他のサウナや銭湯では見られない光景だ。格好良いなと思った。

肝心のサウナはサウナストーブを挟んで左右に2段ずつ腰かけるスペースがあった。いつでも水をかけられるようになっておりサウナ室内の温度もバンバン上げる事が出来てしまう。
水炉風呂は水深2メートルの軟水で、頭まですっぽり沈む事が出来る。温度は適度に冷たくて気持ちが良い。
サウナ室も水風呂の浴槽も特別凝った演出とかしてあるわけではないと思うんだけど、きっちり計算されているのだろうか、配置や照明の具合とか綺麗でやはりここもお洒落だな、と思った。
サウナ室、水風呂の奥には中庭を利用した外気浴スペースが。インフィニティチェアに横になるスペース(面白いところではうつぶせになれるベッドも用意してあった)のみならず、ストーブが適度に温かい畳張りの休憩室まで設置してあるのだった。
インフィニティチェアに腰かけて目を閉じて深呼吸する。物凄く気持ちが良い。
高速道路沿いの住宅街にこんな場所があるだなんて驚きだ。


結局、サウナ室→水風呂→外気浴を3周した。
1時間1800円(以降15分毎に450円)の価格設定も最初こそ軽くしり込みしたけれども(普段は銭湯とかスーパー銭湯ばかりであるが故)、お店を出る頃に「うん、適正価格!」という気持ちになっていたし、入浴前には「シャワーだけかあ。浴槽欲しいなあ」と内心思っていたのが「むしろシャワー→サウナ→水風呂→外気浴という動線が無駄なくソリッドに設定されていて合理的!」と思う程に堪能していた。

実際、想像していたよりも何倍も良いサウナだったのである、KIWAMISAUNA。
また行こうっと。