『うちがわのそとがわ on Canvas』

2月11日(水、祝)、亀島にあるアトリエ混沌堂にて白線の内側の演奏。
『うちがわのそとがわ on Canvas』と題して、1時間の演奏を14時からと18時からの2回行った。
アトリエ混沌堂にて2月上旬から開催されている、混沌堂の2階に設置された舞台美術を 用いて/その中で/刺激を受けて 創作活動を行って披露する『Canvas』というシリーズ企画の中の1日。演劇作品があったりインスタレーションがあったりダンスがあったり多様な表現が集う中、唯一のバンドとしての参加が我々なのであった。

正午頃会場に入る。
他のメンバーは前夜に本格的な仕込みと音作りを終えているのだけれども僕はインフルエンザで倒れた家族の看病とメンバーへの感染対策の観点から当日に会場入りしてから音作り、そのまま本番の突貫作業である。
舞台美術は2階建てのアトリエ兼住居といった風合いの家屋で、1階部分で演奏するメンバーと2階部分で演奏するメンバーがいるので演奏中にお互いの姿が全く見えず、演奏の環境でいえば普段の環境とは全く違う。
改めて僕を交えて音作りを入念に行い、演奏上問題がないねとなったところであっという間に開場時間となったのであった。


茉珠さん(劇団蒼天の猫標識)入魂の舞台美術。
金森メンバーがいる2階部分でいちろー君が鍵盤を演奏し、1階アトリエ部分(屋内スペース右側)最奥で金森君が、その手前で僕が演奏し一番手前側で樫山君が演奏をした。いちろー君の鍵盤演奏はまさに上から音が「降ってくる」感覚。
新鮮な環境での演奏だった。


この日持ち込んだペダルボード。
足元のペダルボードはほとんどいつも通りなんだけれども、椅子の上に置いてあるペダルボードはelectro-harmonix FREEZEで無限に伸ばした音を加工する手元操作用。
曲間の即興演奏等でドローンっぽいアプローチをする際に多用した。
信号経路としては足元のペダルボード内、バッファとか歪みとかプリアンプとか通った後にFREEZE→ボリュームペダル→手元用ボード→空間系→EQ→ベースアンプという超・直列仕様。
今回EarthQuakerDevices RainbowMachineもよく使ったな。


演奏時の様子。
本番は2ステージともにマスクをし手の演奏だった(これがなかなか具合が良い。冷静と情熱の間でいられる)ので撮影用に軽く演奏した時のものですねこれ。
個人的な演奏でいえば14時からの回の方が挑戦的な演奏が出来たのだが、18時からの回の方がバンドとしての表現はキャッチーだったのではないか。キャッチーである事が=良い事とも思わないけれども。
14時からの演奏は自分の内側に潜っていくような、18時からの演奏は外側に発信していくような演奏になったと思う。
意識的にも無意識的にも舞台美術に影響を受けた演奏になったと思う。
得難い経験をした。