『ウルトラビースト襲来!』とどこへ行った、娘の乳歯。

7月8日から7月13日までポケモンGOで『ウルトラビースト襲来!』というイベントが開催されるという事で、新参トレーナーである舟橋は若干浮足だっていた。期間中は『異次元のポケモン的な存在』である『ウルトラビースト』が毎日出現し、かつ18時から19時間はレイドアワーという事で街中で大量出現するとの事。
ウルトラビースト、過去にポケモンGOで登場していたようなのだけれども僕は一匹も捕獲していない。少し前にツンデツンデというでっかい箱みたいなウルトラビーストを捕獲寸前までいったのだけれども逃げられてしまったのだった。
この一週間が捕獲チャンス。また、期間中で特別なミッションにも挑戦出来るとの事。
そりゃあ楽しみにするってもんである。この数日間を振り返って日記に書いておこう。

8日はたまたま仕事が休みだったので朝一番で病院に行った後、街中に出現するであろうウルトラビーストを自宅にて待ち構えた。
18時からのレイドアワーは娘の保育園のお迎えがあるので集中して捕獲にはあたる事が出来ない。なれば日中に如何に足で稼ぐかにかかっている。幸い時間はあるのだった。

この日出現するのは『アクジキング』。ポケモンもチラホラとしか遊んでいない僕からすればポケモンGOで出会う連中はほとんどが初めまして、だ。赤とか緑にいた連中には懐かしさをおぼえるけれども、アクジキングは完全にはじめましてさんだ。
鶴舞公園にアクジキングが出てくると思しきゲートが出現した。ゲートが開くまで20分ある。自宅から十分歩いて行ける距離だった。
現地に行ってみると木陰やベンチにスマホとにらめっこしているお姉さんやおじさん、おじいちゃんや大学生っぽい若者がいる。アクジキングが出現するや否やレイドバトルに参加した人数も丁度近くでスマホをにらめっこしている人達の人数くらいだ。つまり、この人達と僕は一緒にアクジキングに立ち向かうのだ。先日のレックウザのエピックレイドの時に感じた興奮に似た、けれども規模の小さい感動をおぼえた。


個体値がいささか微妙だけれども無事にアクジキング、ゲット。
この後も何カ所か回って都合3体のアクジキングを捕まえた。
夕方には娘を早めに保育園に迎えに行き、歯医者に連れて行った。抜けかかっている乳歯の内側に永久歯がもう顔を出してしまっているのである。

仕事のある日は仕事終わりの帰路で降り立ったバス停の近くでレイドバトルがありそうだと走って現場に駆け付け、イン。
ウルトラビーストはゲット出来たものの娘にお迎えに数分間に合わず、延長保育になってしまい自己嫌悪に陥ったりした。
そして本日、遂に課金。
これまでも何度か課金はしたのだが今日は明確な意思を持って課金した。12日金曜日、この日は電気タイプの優秀なアタッカーになる(といわれている)デンジュモクが大量に出現する予定であった。
課金する事で現地に駆け付けずとも遠隔でレイドバトルに参加出来る『リモードレイドパス』を3枚用意出来た。前日にあと一歩のところでレイドバトルに間に合わず、悔しい思いをしたのでついやってしまったのだった。


というわけでなかなか良個体値のデンジュモクをゲット。気が済んだ。
13日は一日ちょっと予定があるのでポケモンGOの活動は控えめになるかな、という感じ。
実生活とのバランス、折り合いを考えて無理はしないのが長く続けられるコツなんじゃないかと思っている。


8日の歯医者で「グラグラの乳歯、触っていれば1週間もしないうちに抜けると思うよ」と先生からお話があったので触るようにしていたのだが、遂にエイヤッと抜けた。抜けた跡の内側で、既に永久歯が顔を出している。歯並びに影響するか、またどのように影響するか気がかりである。とはいえやはり乳歯が抜けたのは感慨深く、娘も大変に嬉しそうであった。
歯は僕が手伝って抜いたのだが、抜けた瞬間に部屋の中であらぬ方向に向かって吹っ飛んでいった。
捜索しなくちゃあな。