おばちゃん有り難う。

223c2814.JPG与えられた盆休みは二日間。どう過ごしたかと言うと一日目は忍者村、モクモクファームと訪れた。
伊賀上野に行ったのは初めてだったけれど良い一日を過ごせた。

二日目は安城の焼肉屋、安城園へ。前日のモクモクファームでBBQを食べたのだが飽き足らずに焼肉を食べた。リーズナブルで旨く、お店の感じも実に良い。
最短距離で行く道順を知らずに愛知環状鉄道に乗ったのだがこの遠回り、時間の使い道として実に贅沢であった。

そして今、スーパー銭湯でマッサージ後の余韻を楽しんでいる。施術してくれたおばさんは実にテクニシャンで、体中に心地良さが満ちている。
話が大きく変わってしまうがふとある映画のワンシーンを思い出した。「ザ・コンデンター」という女性議員が副大統領になるまでを描いた映画だ。副大統領たる資質が主人公に足りているかラニヨン議員(演じるはハゲ頭に老けメイクで老人になりきったゲイリー・オールドマン!)を長とした委員会が開かれる。

主人公は“女性の権利”として堕胎の選択権をもっと女性に、と主張する。それに対してラニヨン議員は初めて、そして劇中で唯一感情を露わにする。

「貴方がその主張をまだ振りかざすなら私はこう言わせて頂く。それは殺人を擁護する“ホロコースト”だ!」

それに対して動揺しながらも言う主人公。
「私の立場を述べたまでです」

ふっと冷静な顔を取り戻し「明確にうかがいました」と言うラニヨン議員。

この際堕胎に関する個人的意見は控えさせて頂く。主義主張は本記事には一切関係がない。では僕が何を言いたかったかと言うと、その“間”だ。

ふとした間に突出する人間の感情と、その空気までをも描ききったこの映画の緊張感だ。

何故話がこんなに飛んだかと言うと、NHKで放送されている日本の国際貢献に関する討論番組を観ているからなのだけれどね。

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