さくら祭に参加した話。

はい、舟橋です。
先頃の現場の記憶も冷めやらぬまま、職場関連での演奏再び!職場の近くのお寺(敷地が滅茶苦茶広くて僕の通ってた大学に敷地の一部を貸していた程。サークル棟にはお寺内の墓地を通過しないと到達出来ず、夜間はおっかなびっくり歩いたものだ)で催される春のお祭に職場が所属する商店街の出し物として音楽演奏で参加、ステージ設営から演奏、撤収までを行った。
事前に商店街の人達と入念に打ち合わせをしている上司の姿を見ていたので僕も内心楽しみにしていたのだけれど、残念な事にこの週末、名古屋は低気圧の関係で気候が優れずいつ雨が降ってもおかしくない曇り空、その上ニュースでは「外出しない方が賢明な程の突風が…」とか報じちゃうもんだから来場者も僕が思っていたよりもおらず、楽しかったのだけれども天気さえ良ければなあ、とちょっと残念。
で、天気の関係で屋根のある場所にステージを組んだ方が良いだろうとの判断で、何とお寺の中門の中にステージを設営、2日間そこで演奏をした。
この中門、門ではあれども歴史を感じさせる立派な建築物でその中にアンプ類とか設置するのはなかなかアンバランスで面白かった。しかも中門、それ自体が箱鳴りして想定外の方向(具体的に言えばステージ後方。後方、だぜ!)に大音量で低音を放っていた。やってみないとわからないものだなあ。

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で、7日の今日は幸い演奏時間帯の天候は悪くなかったのだけど、突風が凄かった。門の中は吹き抜けていく風の影響がモロに受けるもんだから、楽譜が譜面台ごと吹き飛んだりもう叫びこそしなかったけど阿鼻叫喚。
入念に準備してステージの臨めばいいのだけれど、時間も決まっているし進行もあるってんで本当にバタバタドヤドヤと転換、演奏を開始せねばならない。苦肉の策としてベースアンプヘッドの上にテープで譜面をガッチガチに貼り付けて、それを見ながらの演奏。こんな事なら暗譜しておけば良かった、と思いつつ前回の発表会から更に曲が増えていたので致し方なし。主役はあくまで生徒さん達なので裏方に徹すれば良し、とベースアンプの真後ろで演奏する事も問題なし。それでも吹き飛びそうになる楽譜を司会進行をされていた上司の奥様が抑えて下さっているのが上記の写真。本当にカオティックな様相を呈していて面白かった。
ちなみにベースギターは最近借りたTOKAIのハードパンチャー。改めて鳴らしたい。

時間軸が前後するけれど、6日には素敵な出会いもあった。
職場のすぐ近くからお祭会場まで人力車が合計4台走っており、無料で乗る事が出来た。車道を走る人力車っていう何も知らない方からしたら目を疑うようなシチュエーションが普段人力車にお目にかかる事自体が少ない名古屋で実現したわけなのだけど、やっぱり乗りたいですよね。
はい、初日の撤収が終わった後、小雨が降っていたけれど人力車で職場まで戻りました。

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曳いてくださったのは長野県は小諸市よりいらっしゃった轟屋いっちーさん。
この日僕が最後のお客さんという事で素敵なお話を一杯して下さった。普段は小諸市で人力車を曳いてらっしゃるいっちーさんの語る小諸市は魅力的で、これは是非近いうちに時間を作って小諸市に遊びに行かねばならない、と思った。バンドの遠征を除いてはなかなか遠方へ旅に出る事もままならない生活だけれども、小諸へは是非旅行で行きたい。連絡先も教えて頂いたので小諸へ行った暁には是非いっちーさんの人力車で名所巡りをしたいな、と思う。いっちーさん、素敵な時間と体験を有難うございました。またお願いしますね。

シチュエーション的には過酷だったけれど、楽しい二日間だった。

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