はじめて尽くしの日東科学版グスタフ編 第1回 洗浄→組み立て

プラモデル(というかマシーネンクリーガー)を作って『人生で初めての事に事前準備して挑戦→いざやってみる→それなりに形になる』というサイクルの連続に脳内物質の大量分泌を感じながら夢中になり、そしていざ完成した模型は紛れもなく『自分のコツコツ重ねた時間の成果』であり『それまで形がなかったものが意味を伴う造形物として自分の部屋に存在するようになる』事にとんでもなく興奮した。
なかなかうまくは出来ないものだし、見ていると「もっと格好良く出来ないものかなあ」と思わないでもないけれども、まあ初めはそんなものである。
どんどん実体験を積んでいけば技術部分も向上するであろう。


というわけで塗料を買いにBO〇K OFFに行った時に一緒に買ってしまった。
日東科学版(マシーネンは幾つものメーカーから様々なスケールで発売されているそうな)グスタフである。
設定的には前回作ったファイアボールSGが傭兵軍、今回作るグスタフがシュトラール軍の兵器。
このキットにした理由はひとえに「価格が手頃だったから」。3000円しなかったくらいの価格で買えてしまった。
箱の外から中身がチラッと見えたんだけど中は一面クリアパーツ尽くしで、そういうのもあって安かったのかな、と思った。


開封。
思っていた3倍くらいクリアパーツ尽くし。
でもまあ今回も塗装するし、クリアーパーツだからどうこうって事はきっとないよなと自分に言い聞かせる。
後に、これが勘違いだと判明する。


食器用洗剤とぬるま湯で洗浄。
というかすでに「うわっクリアパーツ見づらい!」と思ってしまった。
水を流す時に万が一でもパーツがランナーから外れてないかドキドキしちゃたもんな。


というわけで説明書通りに組んでいく。
細かい部品を卓上から落とそうものなら、床のマット(小さい子どもがいるから水を弾くテッカテカの奴!)と同化して探しづらい事この上なし。クリアパーツやばい!


この日はここまで。
クリアパーツの恩恵といえば「接着剤がどう流れているか見えやすい」という事。
タミヤセメント(流し込み用)、思っていたよりもチョンッて感じだけで結構部品の隙間の中を流れていってるんだな、と知った。
これまでの僕はベタベタ塗り過ぎなのであった。
今回このキットにしたもう1つの理由として「人間を塗ってみる経験がしたかった」というものがある。
きっと、さぞ難しかろう、さぞ苦労するであろう。
しかし同時に、楽しそうだなとも思ったのであった。
やった事ない事をどんどんやっていこうとするスタイル、でいきます。