今まで何度も買っては手放し、を繰り返してきた(事実、過去にこんな事も書いている)BOSS LS-2をまた買ってしまった。
直前に大きな買い物をしていたがために金銭感覚が平時とは違っていた、直球で言ってしまえば狂っていたというのは若干あるだろうけれども、それでも不必要なものなら買わない。いや勿論買ってしまう時もあるけれども。
何度も手放し、それでも何度も買い直しているのはやっぱりLS-2が優秀だからに他ならない。
1991年と随分と前に発売されたモデルにも関わらず、このサイズ、この価格帯でこれだけ多機能かつ使い勝手が良いというのは特筆に値する。「BOSSのバッファの音が嫌いじゃなければこれ買っとけ」って言っちゃって良いくらいだ。
前回手放す時も「どうせまたいつか買うんだろうな」とか「必要になったらその時また買うよ」とそんなやりとりを店員さんと交わすくらい市場に出回っているし買いやすいモデルなのである。
A+B MIXモードによる原音ブレンド機能が使いたくなって、というかそれによってワクワクしたくなってまたもや買ってしまったというわけだ。これで3個目?いや4個目だろうか。貨幣の流通には手を貸しているけれども、今度という今度は手放すなよ、俺。どうせまた買うんだから。
早速SOVTEK BIG MUFFに原音を足してみた。
僕はベースビッグマフの音が好きで何かにつけてよく使うのだけど、あれのドライモードって原音の音量が一定なのである。
これならBチャンネル(何もループさせていないチャンネル)をブーストしてAチャンネル(BIG MUFFをループさせたチャンネル)もブーストすれば踏んだ瞬間にガツッと音量を上げる事も出来る。そこまでの音量を求めるならば、だが。
あとはドライサウンドとウェットサウンドのブレンド具合をそれ自身で調節出来るリバーブをLS-2で原音ブレンドしてみるのと、それ単独でブレンド具合を調節した場合とで音を比較してみたけれども、LS-2を使った方が当たり前なんだろうけれど音作りが細かく追い込める。エフェクトのノリも随分と鮮明になる。
これ一個持っておけば、他のエフェクターの可能性を引き出せるっていうのはやっぱり面白いよなあ。
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