21日祝日は四日市ドレミファといろはにてレコーディング。
早めに到着するように調整して、昼食をいろはの裏にあるカリー河で食べた。使う素材にこだわった、とても美味いカレー。香辛料の影響か食べれば食べる程腹が減る、という新鮮な体験をした。大いに満足してレコーディングへ。
今回の録音はまだ秘密のお手伝いのレコーディングなのだが、ベースラインの構築や修正に関しても自宅にてフリーソフトとオーディオインターフェースを用いての録音を通じて行っており、何だか大変現代的だなあと思った。曲数は5曲と割と多かったのだけれどもベースラインに関しては提案した内容がすんなり採用して貰えたりで一安心。楽器抱えながらパソコンの前で「歌モノのベースラインとは...?歌を活かすベースとは...?サポートで僕が参加する意味とは...?」みたいにあらぬ方向に思索が飛び交い、それでも良い形にあらゆる点で帰着出来たので良かったのであろうと思う。弾いてる内容的には無自覚にそこに到達出来たとしても、考えた結果そこに至ったという時間は僕の財産である。有難い。
さて、録音前は素のライン信号とエフェクターやプリアンプを通したアンプの音を同時に録音してミックスしよう、といろはのゴウさんと話していたのだけれども試しに一曲録ったものを聴いてみて、何だかしっくりこなかったので急遽変更。
アンプに送る信号も素のまま送ってアンプ側でふくよかさと低音を足すようなイメージで音作りを進めた。結果的にこれが良かったのだと思う。というのもバキバキやゴリゴリしたアタックの部分は素の信号で十分確保されていたし、低域の質感やアンプっぽさというのは素の信号をいろは常設のHartkeのコンボアンプに通しただけでも十分に得られたからだ。エフェクト類を通さなかっただけ近道出来た感がある。サンズアンプの音はサンズっぽさは求めたものの、ver.2を導入してから「楽器そのものの音をアップグレードする」方向で音作りをしてきたせいかなくても違和感を感じなかった。いやそれでも大好きだから使う時は使うけれども。
ゴウさんもサンズアンプの低音の質感がミックスの際にちょっと苦手に感じる旨をおっしゃっておられたので(それでも「本当にええんか、使わんでええんか」と言って下さっていたけれども)これできっと作業もよりスムーズになるだろうと思われる。
アティチュード的にもいろはでゴウさんと録音するならこういう音で録りたい、という音で録音出来たので大変満足である。
あ、ピックもいつも使っているのではなく「指弾きの音になる」と謳われている特殊素材で両側が覆われているブ厚いピックを使った。アタックとふくよかさが得られて丁度良かった。
ゴウさんの演奏のジャッジは滅茶苦茶早くて何なら僕から「プレイバック聴かせて下さいよ!」とお願いしてニヤニヤしながらゴウさんが「ええよ」と返すような瞬間もあった。実際聴き返すと良い演奏だったのでこの人には敵わないなと再認識。
想像していたよりもスムーズに録音が終わって、呑みに行った。
夜の四日市を歩きながら「ここは良い店で、ライブも出来る」「ここも良い。ちなみにライブ出来る」というのを何度か聞いた。四日市はお酒と音楽が密接の結びついている!?
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