エフェクターは面白い。

 何を隠そう、エフェクターが大好きである。

ベース本体は今以上のものは現状必要ないと思っているし、アンプヘッドも軽くて音作りのしやすいものを持っている。キャビネットを持ち運ぶ必要もないので持っていない。となると一つ買うだけ(値段もベース一本買うより手軽である)で音色が色々変わるエフェクターに、僕の興味の対象が限定されるのは必然といえるだろう。

昔から随分とエフェクターが好きで、所謂ギター用と言われるものも随分と買ってきた。中には完全にコレクター魂だけで買ってきたものもあって、ふとした瞬間にベースに繋いでみると随分と面白い効果が得られたりする。

出力したい音が不明確だった頃の僕というのは、月に幾つもエフェクターを購入しては試行錯誤していたのだ。歪みも随分と買ったし、面白い音が出そうな機材は貪欲に試していた。

そのうち、自分の好みとバンドに合う機材を選ぶようになり、自然と購入台数も抑えられてきた。

当時があったから、エフェクターに苦労しない今の僕があるのだと思う。

それでも今尚、共演するバンドマンの足元に興味は尽きないし格好良い音を出しているベーシストの機材はついつい覗いてしまう。先日もツインベースにドラムという形態で演奏されていた424というバンドとJONNYで共演したのだけども、ここのベーシスト氏が二人とも格好良い音を出していてたまげた。

アンペッグとアコースティックのヘッド、プレベとジャズベ。音のすみわけも明確で、それぞれが主張する音作りで本当にシビレたものだ。足元を覗いて愕然とした。

マルチエフェクターに、所謂オーソドックスなコンパクトエフェクターで固めていた。聴いた事のない程格好良いサウンドは、馴染み深い機材で作られていたのだ。

・・・だから、音作りは面白い。機材だけではなく、感性と演奏者の指先で音は作られるという事を強烈に再認識した。

最近見つけた面白いサイト:shrewlands

色々なアーティストの『機材』を中心にまとめたサイト。海外アーティストのこういうサイトは見た事があったけど、ナンバーガールとか日本のバンドも結構載っている。もっと細かくなればいいのに。今後に期待。

近々、新兵器ODB-3 modについて詳細なレビューが載せれるかと。

周りのベーシスト氏に話をすると皆興味を持つのでちょいとばかし気合をいれて書いてみようと思っています。

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