クリエイターズマーケットに行った日の日記。

昨年は妻と娘が出てくるところで合流したクリエイターズマーケット、今年も妻から「行きたい」と発案があったので皆で出掛ける事になった。
ポートメッセ名古屋、今回は皆で車で向かう。会場内でのベビーカーの乗り入れの可否がいまいち判然としなかったので抱っこ紐で突入する事になった。ちなみにベビーカーは乗り入れ可能、実際に押してらっしゃる方もいらっしゃったし預り所も見たような気もするけれども、ただあのスペースをベビーカーを押しながら移動するというのはかなりの操縦テクニックが必要とされるのではないか、とも思った。

さてはて、専らこういう機会が好きなのは妻であるけれども(実際に目当てのクリエイターさんも出店してらっしゃるのであった)、模型製作で夜な夜な手を動かす事に従事した結果、そこから興味関心が拡大した僕も今やこういう場は結構楽しめる。
エフェクターを弾いては蒐集する事『のみ』(のみ、かと言われるとそうでもない気がするけれども今も昔も僕の趣味筆頭だろう)が楽しかった時分と比べると、成程、精神的にはあっちもこっちもと忙しい事この上ないけれども、それでもこういう場を楽しめるようになったのは人生や時間が豊かになったような気がするものだ。
ソフビの世界は沼が深そうではあるけれども楽しそうだな、と思う。


こういう場で一番財布の紐が緩むのは娘(長女)の「やってみたい」である。
娘(長女)は手を動かすのが好きなので「作ってみよう」とか「やってみよう」の所謂ワークショップ的なものが好きなのだが、この日は入場するとそこそこに娘を伴って「どれがやりたいか色々見て決めようね」と体験系のブースを全部回って見ていったのであった。
結果的に光るネックレスを作る事が出来るブースを選んだ娘(長女)。
ガラスの球体にレジンを流し入れ、そこに様々な星形の破片やラメ等を配置、LEDライトを入れて硬化させる事で光るネックレスが出来上がるのだけれども、いやはや初めて見た。恐らく名古屋近郊のこういう場では他にないのではないか。
ボタン電池を交換する事で長い間楽しむ事が出来るのも良い。


親バカだけれども、綺麗じゃあないか。
製作時間こそ10分程だったけれども、満足感たるや10分で得られるものではなかった。
大人も楽しいんじゃないかな、こういうの。
娘、他にも宝石掘り(砂金ハンターの方が出展してらっしゃった。今日本で砂金が熱いのは愛知県なのだそう)を楽しんだり、娘(長女)、クリエイターズマーケットを満喫した様子。


この日の舟橋の購入した品々。
昇天商店という名義でヨウヘイコバヤシ氏が出展していたので寄ってみる。
「舟橋さんは多分これ好きだよ」というので『人はなぜ刻むのか』を購入。ヨウヘイコバヤシ氏が趣味で撮り貯めたというアパート等のエレベーターの落書きの写真集(ヨウヘイコバヤシによる一言コメント付)。ただの落書きの写真集と侮る事なかれ、滅茶苦茶情緒が滲み出る。こりゃあ確かに僕好きだわ。
『全国サウナレポート』はブースの前を通りかかって即購入決定。

僕もこういう場をキッチリ楽しむようになったナァ。