バンドをこうしてやっていると、たまに感激で胸が高鳴るような出来事がある。
9月11日(金)、ザ・フロイト、不完全密室殺人合同企画『祭』のチケット予約枚数が入場者制限の上限70枚に達しました。つまり、完売です。
ザ・フロイト企画の打ち上げでその日のフロイトのライブの良さ、そして結構な年月公私ともに付き合ってきた彼らへの思いからつい口をついて出た「一緒に何かやろうよ!」という言葉から3ヶ月半、立案、企画、準備と進めてきた合同企画の第一の目標を思っていたよりも遥かに早く達成できた事、これに勝る喜びはない。
当初は60枚だった入場者制限を「少しでも多くの方に観て頂きたい」と70枚に変更しつつも言っても僕らは所謂「アンダーグラウンド」で活動するバンド、果たしてそんなに沢山の人間が数あるライブハウスで行われる様々な公演の中からこの企画を選んで足を運んで下さるのか、自信がある反面やはり不安である事も否定はできなかった。
バンドは水物であり、忘れられる時は本当に一瞬で忘れられてしまう。活動休止を経て復活した際の反応の温かさにも感激しましたが、告知解禁からこれだけの人間がこれだけの時間で予定を空けてチケットを予約して下さったのは本当に嬉しい事だ。
これは素敵だ。べらぼうに素敵だ。たまらなく素敵だ。
去年の12月、僕が山腰君の代打でザ・フロイトにサポート参加した事に始まり、立て続けに演奏する事になり一致団結して奮闘した大晦日、そして梁瀬君栃木君のツアー同行、各務君のサポート参加。
本当に色々な事があって極めて自然な流れでツーマンをやるに至った。今となっては全てが伏線であった気すらしている。
予約下さった70名の皆様、素敵でエネルギーに満ちた時間をお約束します。楽しみにしていて下さい。有難うございます。
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