昨夜(今朝?)後輩のD策宅にて井上雄彦の『バカボンド』を読んだ。
初めて読んだのは高校1年の授業中だった。
クラスメートのイケてる男子生徒らが回し読みしているのを貸して貰ったのだ。
絵に温度が凄くあるコミックだと思って読んだ。
ひたすらに絵が暑い。
昨夜読んだ印象はもっと鮮烈だった。
血湧き肉踊るコミックだ。
佐々木小次郎が『狩られる側』である西側残党、巨雲と仕合うシーン。
「今日俺と会えて良かったな!」
「最善は肉体が憶えている」
「また、早くなった!改善された」
読みながら思ったものだ。楽器演奏と同じではないかと。
凄い人間と音をぶつけ合う瞬間はワクワクする。
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