9月の今池まつりでのライブを以て僕はバンド活動を育児休業していたのだけれども、まずはスタジオ練習という形でフィジカルな部分を伴うバンド活動を再開した。
8月に予定していたものの台風のため開催中止となった白線の内側企画を2025年1月25日に同じ出演陣で開催する。それに向けての練習という事で久しぶりのスタジオ練習を12月3日に行ったのだった。
実はちょっと色々写真を撮らないといけない事情があったので、樫山君に写真撮影をお願いしたところ最近凝り始めているというデジタル一眼を持ってきて写真を撮ってくれた。
エフェクターボードの写真も撮ってくれるだなんて、流石樫山君、理解ってる。
ひとまず練習で試してみて色々入れ替えようかと思って仮組したペダルボード、やはりバンドアンサンブルで合わせると色々見えてくる(聴こえてくる?)部分があったのでもう組み換えようかと思っている。
バンドアンサンブルって「練習を重ねる事でバンドの筋力をひたすらに高めていく」部分があると思っているのだけれども、早々思い出した、白線の内側のアンサンブルは少なくとも演奏する側からすると一筋縄ではいかないのだった。
演奏する時に「同じ方向を見据えて美しい一点を追求する集合体としてのバンド」ではなく「スタンドアローンな個が強過ぎる人達がそれぞれの立場、角度から”一点を探しながら”見つめて演奏する事で団体として機能するバンド」なので筋力よりもそれぞれのバイオリズムというか波長というか、そういうのが一致とまではいかなくとも有機的に噛み合う事の方が大切なのであった。
この感覚を思い出せたのでこの日の練習は僕的に大成功。
演奏する前段階、準備段階でももっと色々仕込んでおこうと思いながら帰宅した次第である。