パワーサプライについて思いを馳せて、手持ちのアダプターをどうにかして貰った。

先日ペダルボードを組み直しながら「パワーサプライをペダルトレインの裏側に仕込めればあと1つ、2つ搭載出来るペダルを増やす事が出来そうだな」だなんて考えた。
で、思いつくと色々夢想しては調べ物をして、そうやっているうちにどんどんその気になっちゃって盛り上がっちゃって、熱量が上がって「もうすぐにやりたい!」となるのが僕なのだが。
折角愛用しているパワーサプライは電圧表示も含めて格好良いので現状のパワーサプライを使うなら、サプライの据え所はペダルボード上で構わない。ペダルトレインの裏側に収納してしまうならばいっその事、これを機にパワーサプライも買い替えるか、それならば…とか考えだしてしまうからこの趣味はいけない。頭の中で妄想して「まあ落ち着いたらそうしようかな」で済んでいる間は良いのだが、万が一にも手頃な価格で導入予定のブツを見つけてしまったり「うわ、今すぐにでもそうしたい、というかそうするべきだ」とか一瞬でも思おうものなら瞬間湯沸かし器のように熱が上がって妻に交渉してしまうのが僕なのである。
ここは冷静に「現在使っているパワーサプライは機能も音も気に入っているし格好良い」事を再度認識して変に『始まって』しまった熱量の上昇を鎮静化させるべきであろう。
というわけでEx-Pro PS-2について見直したところ、気になっていた『アダプターの無駄な長さ(僕の運用方法の場合)問題』を解決したいなというモチベーションに気持ちのベクトルをすり替える事に成功した。うん、新しいものを買ってどうこうしようよりも余程健全だぞ。機材蒐集が趣味の僕は手持ちの機材を更に利便性の高いものにしていく事にも関心が高いのであった。


机の上が汚くて失敬。
この、PS-2のアダプターの、箱から先の部分が長いのがどうにもなあという思いは以前からあった。
ケーブルを結束バンドで結わえてそのままボードの裏側に収納していたのだが、ここが短く出来るならば精神衛生的にも良い気がする。
というわけでいつもこういう機材関係では大変お世話になっているELECTROGRAVEの小池さんに連絡をする。


電気関係は自分でいじくりまわすのは怖い。抵抗がある。
というわけで小池さんにお願いしてケーブルを切断、短くして頂いた。一旦切断して再度結線したケーブル部分は熱収縮チューブで丁寧に包んであり、さらに強度的にも問題ないように結束バンドで固定して頂いている。
上の画像はそれを手持ちのペダルトレインの裏側にマジックテープと結束テープで固定したところだが、うん、長さ的に理想的な長さである。
ちなみに最近、何かあった時のためにこのアダプターの予備が欲しいとネット検索したところ、単品売りしている業者を発見、購入した。しかしそもそも果たしてこれ、本当にPS-2の専用アダプターなのだろうかと小池さんに話を訊いたところ
「アダプターとして15V、2Aという規格は普通に見つかる。しかし大抵の日本の家電は99パセントがセンタープラス。センターマイナスのアダプターはほぼほぼ楽器のみ。なのでもしこれが壊れたら15V、2Aのアダプターを買ってきて極性を入れ換えればそれで良いよ」との事。ケーブルを切って再度繋ぐという事になるので、それまた小池さんにお願いする事になるであろう。
まあ、今の使い方でアダプターが壊れるって余程な気はしているけれども。
気に入ったものは予備まで欲しがる性分は、こういう時に精神的に慌ただしくなるからいけないなァ。