前回まで
・マシーネン始めました~ファイアボールSG編 第1回 購入→洗浄→組んでみる~
というわけで意を決して購入、ドキドキしつつタミヤセメント(流し込みタイプ)のとんでもない扱いやすさにより接着剤を用いた模型製作に対する苦手意識を払拭する事に成功、興奮しながらガシガシ組んできた人生初のマシーネン『ファイアボールSG』。
引き続き製作の記録を書きつけておく。
日中、妻が娘(次女)同伴で旧友に会いに行くというので送っていく。その後、娘(長女)のリクエストでUFOキャッチャーに挑戦しに港区のショッピングモールへ。設置されている100円で5回という激安設定のUFOキャッチャー、その景品である『押すと隕石から宇宙飛行士が飛び出すゴム玩具』『押すとチーズからネズミが飛び出してくるゴム玩具』という一連のシリーズが気に入った娘(長女)は残り1種類で全種類コンプリート出来るという事でモチベーションが滅茶苦茶に高かった。
UFOキャッチャーにお金を遣うのは個人的には抵抗があるのだが、この遊技台に関してはアームが強いのかホイホイ取れる。
彼女の希望を叶えてラスト1種類『押すと犬小屋から犬が飛び出してくるゴム玩具』を入手したところで妻を迎えに行くまでの隙間時間でBO〇K OFFへ。前夜の作業を振り返って必要な工具を追加で買い足しに行った。
実際に手を動かすと見えてくるものって結構あるものだ。
夜中、娘達が寝静まった後に作業再開。
前日に合わせ目消しをした際の微妙な段差が気になっていたので多少盛る事が出来、硬化した後も加工がしやすいとインターネットで玄人モデラー達ガレビューしていた『黒い瞬間接着剤』を購入。
BO〇K OFFで購入したのは模型販売に力を入れている店舗故か様々な工具が揃っているから。調べてみると結構良い(つまりお値段もそれなりにする)工具を揃えているようなのだけれども、折角最初のキットを購入した店舗なのである程度工具もここで揃えると後々記憶に残りやすかろうと思った。
さて、黒い瞬間接着剤だけれども成程、確かにレビュー通り結構粘度があって盛る事が出来る。その分硬化するまで待ち時間は相応に必要そうだったけれども、今回の場合は上↑の写真のように使った場所が一発で視認出来るのでそこは使いやすいなと思った。どうせ塗装するしね。
多分本来はパーツを接着する際に使うと良いのだろうけれども、今回は既に接着した合わせ目に上塗りして硬化した後に削る事で更なる合わせ目消し効果を狙った。うん、自分の腕前のせいで完璧ではないけれども、黒い接着剤を使う前まではガッタガタだった合わせ目もそれなりに綺麗になったような気がする。
硬化した後の黒い接着剤は結構硬度が高いようで、紙ヤスリでは削るのが大変だったのでこれまた日中にBO〇K OFFで購入した棒ヤスリセットが活躍した。棒ヤスリでゴリゴリ削って紙ヤスリで仕上げてやる。初心者丸出しの感想だけれども、うん、模型製作って感じがする。
それなりにキットも組み上がったので、勢い付いて下地塗装にも着手した。
この乾燥ベースっていうの?乾燥スタンドっていうの?段ボールの穴にクリップがついた竹串をブッ刺す事で塗装したパーツを空中で乾かす事が出来る道具は、妻がレジン工作の為に実家の父から借りていたものである。まさか本来の役割で使われるとは露にも思っていなかっただろう。
仕様した塗料はBO〇K OFFで購入したMr.カラーという水性アクリル塗料である。
これのグレーでひとまず全体を一気に塗った。乾燥した後に上から色を重ねていく予定なので、この段階では滅茶苦茶気楽に筆を奮った。
「マシーネンは筆塗装が楽しい」と聞いたので今回は水性アクリル塗料を用いて筆塗装で仕上げまでいく。
たまたま売っていたのがMr.ホビーだったので水性アクリル塗料になったが、結果的に自宅のリビングで子供達が寝静まった後に筆を奮うので臭いが少ない水性アクリル塗料で良かったなと思っている。勿論換気扇は回しているが、自分の趣味が家族に負担をかける事は本意ではない。
ペッタペタと塗料を塗りたくっていくのは、これまた人生初。
この段階では恐ろしい事にうすめ液で塗料を薄める事を知らず、Mr.ホビーの瓶に直接筆を突っ込んで筆に塗料をとっていた。
後に「塗料皿に塗料をとり、うすめ液で塗料を伸ばして使うと良い」と知った。塗料皿に塗料を取るのは塗料がどんどん揮発して乾燥する事を防ぐため、うすめ液を使うのは塗料の伸びを良くするためらしい。
何でも理由があるのだなあ。
翌日が仕事納めのため、この夜はここまで。