メガレックウザのエピックレイドを楽しんだ日記。

6月29日はポケモンGO、メガレックウザのエピックレイドの日!
5月から始めて何だかんだ毎日コツコツと続けてきたポケモンGOだけれども、まだまだ知らない事が多い。今回初めて聞いたのがこの『エピックレイド』という言葉。
『レイドバトル=強力なボスポケモンと皆で戦う』という認識はあるのだけれども、果たして『エピックレイド』とは…?
ポケモンGOの師、妻も自らはライトユーザーであるが故に知らぬという。
調べてみると「その日その場所に行かねば参加する事が出来ないレイドバトル」であるとの事(他にも30分しかボスポケモンが出現しない、等細かな相違点はある様子)。
OKOK、メガレックウザとやらと戦いたければその日その場所に来いという事だな。行こうじゃないか。
家族共用のカレンダーアプリの29日の欄に『メガレックウザエピックレイド』と書き込んでおいた。
ちなみにメガレックウザはおろかレックウザにさえ思い入れは特に、ない。皆でワーッと盛り上がるこの日に参加してみたいだけなのであった。いやどうせならレックウザを倒して出来るだけ良い個体値のレックウザを捕まえたいものだけれども。

当日、妻は朝から産婦人科の検診の予定であった。同行しようかとも思ったのだが、今回は検査で時間がかかるとの事で自宅にて娘と待機する事にした。娘と朝食、そしてこの日の夜から天候が崩れるという事でせめてそれまではと洗濯物を干したり等した。
その後に予定が控えているとなると途端に家事等も前のめりに行う僕であった。
朝からSNSで情報をチェックしていたのだが、タイムライン上ではちょっとした騒ぎになっていた。これまでのエピックレイドだと開催場所に24時間前に卵が出現して「明日はここでエピックレイドだよ」とお報せしてくれていたようなのだけれども、今回のメガレックウザエピックレイドでは卵が出現しておらず、ようやく朝6時頃に出現したかと思いきや名古屋市内は鶴舞公園内にたった2カ所だったのだ。僕は全てが初めてで、かつ鶴舞公園は近所なので「へえ、大変そうだなあ」と思うくらいであったけれども運営会社に問い合わせや苦情申告も結構あったようである。ちなみに開催場所は後に一気に増えていた。そりゃあ名古屋市内2カ所だけじゃそこに人が集中して大変な事になるよねえ。

妻は現地集合するとの事だったので、11時過ぎに娘と2人で家を出た。娘にはエピックレイド後に公園で遊んで良いよと契約を交わし、同行して貰う事になった。
地下鉄鶴舞公園駅に到着すると、いるわいるわ、明らかに平時の週末よりも人がいる。
かつて鶴舞公園がポケモンの巣になり、深夜までお祭り騒ぎだった時に「あ、いるいる!」とポケモンGOに興じる妻を見て「こんなに多くの人と熱狂をわかちあえるなんて滅茶苦茶羨ましい!」と思っていたクチなのでこの段階でテンションが上がった。
夢見ていた「皆でポケモンGO」の瞬間が遂にやって来たのだ。
最初にレックウザが出現するのは12時。コンビニに行って娘のためにジュースを買ったり妻と電話して『間に合いそうにないから諦めようかなあ』「そっかー…」とやりとりをする等しているうちに卵に表示されている孵化までの時間が残り30秒になった。
ふと周りを見ると皆、手元のスマートホンを覗き込んでいる。
それは一種、異様な光景であった。真夏日といって差し支えない強い日差しの下、公園で多くの人、それこそ老若男女問わず皆が一様にスマートホンを覗き込んでいるのだった。

そして遂に出た!
レイドバトルに参戦すると、他のトレーナーもなだれ込んできて一瞬でバトルが始まる。いつもはバトル開始前に100秒程のカウントダウンがあり、その間にバトルに参加するポケモンを選んだりするのだけれども、ほぼ即開始。
レックウザはこおりタイプに弱いと聞いていたけれども手持ちのポケモンで有効な兵隊はおらず、かつ選ぶ時間もなかったので誰がバトルの場に出ようが兎に角殴り続ける。他のトレーナーが強いのかどんどん減っていくレックウザの体力。
そして撃破!からの捕獲タイム!
ポケモンを捕まえやすくする『金のズリの実』を食わせてボールを投げる!今回与えられたボールは6個。これを多いとみるか少ないとみるかは気持ち次第!いっけええええ!
…まさかの一投目でレックウザ、捕まえちゃった。しかも色違い。
娘が「うわあ!」と言い、僕もニコニコしながら顔を上げると周りのトレーナー達が足早に移動を始めている。
同じ鶴舞公園内で繰り広げられているもう1匹のレックウザに向かっているのだ。バトルのハシゴ。そりゃそうだ、1匹で満足するわけがない。
「凄いね、皆移動していくね」
「どこにいくの?」
「もう一匹のレックウザを捕まえに行くんだよ。パパも行っていいかな?」
「いいよ!」

娘の有難い言葉に甘えて人の波に乗る。どこにもう一匹のレックウザがいるかは正確には補足していなかったけれども、なあに、行けばわかるだろ。それくらい多くのトレーナーが一つの生き物のように動いていた。
これだ、これこれ。この多くの人間と何かを分かち合う感じ。これがやってみたかったんだよな。


途中で、こちらに向かってくる人の波を補足した。
これから僕達が向かう場所で既に一戦終えた人達が、先程僕達がバトルをしていた場所に向かうのであった。
凄いなあ、皆それぞれに『個』なのに目的は同じで『群』になっている。僕もその一員だ。うおおおおん!!

2匹目のレックウザは鶴舞公園の丁度反対側に出現していた。辿り着き、バトルに参加。無課金の状態だと一日に2戦までしか出来ないので、今回のバトルが本日最後、つまりレックウザをゲットするラストチャンスとなる。
バトルに関しては戦略等へったくれもない。参加して、兎に角殴る。倒す。捕獲チャンス到来。『金のズリの実』で甘やかしてやる。ボールを投げる。今回は4投目で捕獲出来た。
「終わったよーさあ公園に行こうか」
ここからは娘の時間だ。

色違いの方も、2匹目も微妙な個体値だったのでメガレックウザ化や強化は見送りになるかな、という感じ。
次のチャンスに期待ですな。
いずれにしても楽しめたので良かった。