朝一番で人間ドックへ。
有難い事に会社から補助が出るので予約しておいたのだった。前回の人間ドックで利用した病院はもう検診を受け入れていない、との事で今回は名古屋駅のビル内にある滅茶苦茶綺麗なクリニックで検診を受ける事になった。
ドキドキしながら病院に入って行くと偶然にも会社の知人と遭遇、そのまま一緒に更衣室で検査着に着替えていると何だか「あれ、サウナにでも来たのかな」という気分になった。
最近好き勝手に飲み食いしているので体重の増加が気になったけれども、その他のところはどうかなあ。
前回みたいに検査入院、とかにならなきゃ良い。生活態度を改める気持ちはある。
人間ドック帰りに高島屋内のハンズにて木材を購入。そのまま急いで帰宅して、娘の初のピアノレッスンへ。
娘、保育園の保育時間中にカ〇イピアノ教室の先生の出張レッスンを受けており発表会にも出演したのだが、卒園に伴いそれも終了。
娘(長女)が「ピアノをつづけたい」と言うので、僕の知り合いのピアノの先生に相談した。ご自宅でピアノ教室を開いていらっしゃるその先生、僕が仕事中に出会った方なのだけれども初対面から愉快で優しい方で、時々発表会やコンサートで演奏してらっしゃり、僕も興味があるので娘や妻と観に行っていた。娘(長女)、「あのせんせいにならいたい」というのでお願いしたところ体験レッスンを経て(「やっぱりあのせんせいにならいたい。たのしい」)レッスンに通わせて頂く事に。素敵なご縁に感謝。
愉快で優しい先生のレッスンはやはり愉快で楽しいのであった。楽しんでピアノ演奏を続けて欲しい、という想いが詰まった素敵な時間。あれなら娘も楽しくピアノを続けられるんじゃなかろうか。
素敵なピアノレッスンを終えてその足で金山へ。
妻が金山南ビル美術館で観たい展示があるというので皆で出掛けていった。
同じ場所で以前ゴッホの没入型展示を観たのだが、それのモネver.である。
妻はモネが好きで、確か以前四国旅行に行った時もモネの絵をモチーフにしたスポットで興奮していた記憶がある。
この日も結構興奮した様子で、そんな妻の様子と新鮮そうに楽しむ娘(長女)を眺めるのは素敵な気持ちだったし、喉が痛くて飲んだ風邪薬でちょっと変な多幸感を感じながら没入するモネの絵画の世界はセンセーショナルだった。
娘(長女)が僕のスマホで撮った写真。
クッションというかソファというか、そういうのに寝そべって周りを動く絵画に囲まれる特殊な絵画体験。
写真だと明るく見えるけれども場内は結構暗い。それも相まって僕はいよいよ浮遊感を感じて何なら何度か一瞬意識を失いかけたのだった。危ない危ない、娘(次女)を抱っこ紐で抱いているのである。
こういうフォトスポットもあった。
絵を楽しむ以外にもこういう絵に飛ぶ込む的な体験はやっぱり、シンプルに楽しい。
僕も娘(次女)とフォトスポットで撮影。
展示の中で興味深かった説明があったのでメモメモ。
混ぜ合わせると鮮やかさを失っていく絵の具で、しかし見たままの鮮明さを絵に表現したかった印象派の画家達は遠くから2つ以上の色彩を見るとそれらが混ざり合って1つの色彩に見えるという光学現象『視覚混合』を用いたそうだ。
青と黄が隣り合わせで並んでいると、遠くから見れば緑色に見えるという事である。
成程、これは模型製作の塗装に使えそうな技法じゃわいと思いつつ、そこまで細かい事をするようになるのだろうか俺はとも思ってしまったのだった。
妻と結婚出来て良かったな有難いなと思う事は数多くあれど、こういう美術体験は恐らく妻と結婚していなかったら体験しないまま一生を終えていたのではないだろうかと考える、妻のお陰で出来た経験の1つだ。
有難うございます。