不完全密室殺人@池袋 手刀

不完全密室殺人で遠征に行ってきました。

昨年末のぐしゃ人間企画以来の池袋 手刀。東京ではあらゆる意味でしっくりくるライブハウスです。

活動再開を決定すると同時にこの日の遠征が決まっていたのは、手刀のホリイさんのお誘いがあったから。ホリイさんからの電話があって、それが引き金の一つになって活動再開が決まりました。

我々にとってのカリスマ、もう『ネ申』と断言してしまおう、ホリイさんをはじめ「久しぶりなので気合入りましたよ」と言って下さったPA様、完璧なる演出、効果を出してくださった照明様、気持ちよく我々を迎えて下さったスタッフの皆様、終演後にギリギリ再開できたスタッフ様、皆様本当に有難うございます。

東京での数多くの出会いのきっかけを作ってくれた手刀で活動再開一回目の演奏が出来て、本当に嬉しかったです。

で、昨夜のイベントというのがこれまた本当に濃い。死神というソロアーティストと手刀の共同企画だったのだけれど『奇人の奇人による奇人のための演奏会』という企画名に相応しい『奇人』の演奏会。

東京アナルボーイズは「それ歌詞に出来るんだ!?」ってくらいものの見事に下ネタオンパレード。

劇団ゴキブリコンビナートは圧倒的な25分。完全なるアングラミュージカル。肉体、ただ肉体だけを使った表現というのをかくも直接的にぶつけられると思わず目頭が熱くなる。

ピープルパンパン。随分と昔に共演したのだけれども別バンドかってくらいに印象が違った。曲の印象が深化したとでもいうのか。相当バンドとして練習を重ねられたのか、演奏もタイトになっていて滅茶苦茶格好良かった。

重婚。プログレッシヴ。歌詞の感じは昭和歌謡なのに演奏は完全にプログレッシヴという不思議なアングラ感。

死神。これはもう、日本が誇って良い芸術。舞踏、太鼓、そして口述と完全に完成された、心地良い緊張感と刺激の25分。いやあ、本当に良いものを観た。不完全密室殺人+スタッフとして同行してくれたJONNY篠田君一同大満足でした。

かくも濃密な出演陣の中で我々はというと、それはそれは楽しく演奏しました。ちょっとはしゃぎ過ぎたかもしらん。でも久しぶりの遠征、久しぶりのライブハウス、そして久しぶりの顔ぶれにそれは興奮しないはずがない。

終演後の「早く観たかった」「活動再開嬉しいです」等のお客さんのお言葉が、今は何よりの賛辞です。

これからはバンドとしての『筋肉』をつけていこうかと。

お楽しみに!

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