事故でエフェクターをオン/オフしないようにするために。

ペダルボードを組むようになってから相応に時間が経つけれども「まあ大体毎回これは組み込んでるな」という所謂『常連』のペダルが完全に定まった感がある。
そのほとんどが基本の音を作るコンプだったりプリアンプだったりEQだったりするのだけれども、演奏中にオン/オフをしない常時オンのものばかり。むしろ常時オン前提でその他の歪み物等も音作りをしているもんだから、そのペダル達が何かの弾みにオフになってしまったりするとこれは結構、演奏に支障をきたす事故になり得るのである。
幸い、これまでそういった酷い事故に見舞われた事はないけれども(未遂はあったかな、確か)、限られたボード内で「これがここにあると結構弾みでオフッてしまいそうで怖いなあ」という危うい位置でペダルを配置せざるを得ない事はままあるのであった。


というわけでフットスイッチロックを購入。
ProvidenceのPFL-1000というブツで「きっとこういうのあるだろう」と思って調べたら案の定サ〇ンドハウスで見つかったのだった。3つで1000円程。まあ、他で替えが効かないので高いも安いもないのである。
これ、物凄くシンプルなアイテムで、フットスイッチの溝に合わせてこれをくりくり回してはめ込んでいくだけである。スイッチの径に合わせて作ってあるのでこれを被せる事で何かの弾みでスイッチを踏んでしまう事はなくなるし、オン/オフしたい時は溝の中のスイッチを指等で押す事も出来る(僕の指の太さでも小指ならオン/オフ出来た。ただ小指のさきっちょが滅茶苦茶痛い)という極めて「物理で固定!」なアイテムなのだけれどもこれを欲しがる人ならば必要十分であろう。

最近組んでいるペダルボードでは一番オン/オフを繰り返す歪みセクションの直前にEarthQuaker DevicesのMonarchをプリアンプみたいな感じで常時オンにして繋いでいるので、まずは不慮の事故でオフになってしまいそうな率が一番高そうなMonarchにPFL-1000を装着してみた。


バッチリ!である。
生憎とサンズアンプには装着出来なかったのだが(これは近々、スイッチカバーでも自作してみようかなと思っている)、コンプとEQにはきちんと装着する事が出来た。
これで一安心。

こういうアイテムに弱いっていうのも、性分とはいえどうにかしないとなあ。