作業能率と生産性が必ずしも結びつかないのだがそれは問題ではない。

最近の不完全密室殺人はバンドとしての底上げを試みている。とは言ったものの都合上メンバー全員揃って活動可能になるまであと少しだけ時間がかかりそうであり、今は参加可能な構成員で作業を行っている。

作業の一つに自力(勿論関係者各位のサポートはあるものの)で行うプリプロダクションがある。曲を見つ直す上で非常に良い作業なのだが、ドラムを録音する上で難関が一つあった。我々が普段からナレーション録音等にも用いているBOSSのマルチトラック・レコーダーは同時録音可能なトラックが一つ。楽器の一発録りをしようとするとスタジオのど真ん中にマイクを一本立てて録らねばならない。

今まではレコーディングを担当して頂いたアツシ・ハセガワに助力を仰いだり、デジタル・ミキサーを購入して録音しようとしたりしたものの、どうにも複雑極まりない上に“自力でやり遂げる事が可能”という機能性に欠ける方法にならざるを得なかった。

関係者各位に迷惑ばかりかけてもいられないので導入しましたよ、DODのパッシヴミキサー。中古で良いものを見つけたのである。
4in1outの小さい代物で、それこそエフェクターサイズ。機動性は確保できそうだわーいわーい。

というわけで明日は新曲のプリプロダクション!

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