予定外の残業後、慌てて帰宅、準備しておいたギグケースを背負いマウンテンバイクへ飛び乗ってスタジオへ。
練習が始まる時間からもう15分経っている。さあ急げ急げ。
自転車を漕いでしばらくすると無心になる。その状態でしばらくするとどんどん周りの環境と自分の間に膜のようなものが出来上がり、考え事がはかどるようになる。自転車移動が好きなのはこのためだ。
スタジオ練習の場合は特にこの時間が重要で、行きがけは「今日はこんなのを試してみよう」だの「あれをやろうこれをやろう」と考え、帰りがけは「今日はああだったなこうだったな」とか「あれは良かったからちょっと突き詰めてみよう」とか考える事が出来る。行きの道中でプランを組み、帰りは反芻しているというわけだ。
自宅からちょっと距離がある練習スタジオへ自転車で行くのは良いものだ。
余談だけれども、この一週間でコンプレッサーにハマりつつある。
この話はまたいずれ。
ここ最近入っているスタジオ常設のベースアンプヘッドがマークベース。
これがかつては所有していたものの、売ッ払っちまったくらい苦手。いつもの感覚で音作りすると何だかモッサリするのだ。
今夜の練習ではそんな苦手意識が少しは克服出来たかもしれない。こいつの場合、感覚的にローミッドが他のベースアンプでいうベースで、このアンプのベースコントロールは音圧コントロール、くらいに捉えた方が良いかもしれない。
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