友人宅にてベース弦を煮る煮る煮る。
プラシーボ効果なんじゃないか、とか迷信なんじゃないか、との疑念はどこへやら、結果的に出音は変わっている。確かにプラシーボ効果からくる無意識の演奏の変化によって起きた変化では、とツッコまれたら返す言葉もないのだが、ここまでくれば主観だろうがなんだろうが兎に角、煮る。結果はナイス。新品同様、とまではいかないけれどもくすんだ音色にハリと輝きが甦った。
足元にペダルを並べてマイアンプまで使っちゃってさ(最近は使う機会が多い)、そこまでしておいて弦は煮るっていうのがなんだか我ながら可笑しい。
「鍋の残りがあるから」と友人が供してくれた夜食のお礼に、と最近ベースギター演奏の魅力に開眼した友人に、僭越ながらベースギター演奏のレッスンを試みる。レッスンだなんて言い方をしたけれど、絶対数的に或いは基本に忠実な、そして模範的な演奏もしている自覚はないし発想もないので僕の経験値からくる話をベースギターをお互いに抱えてちらほらしながら友人の演奏を観察、コメントしたっていうのが実際だ。
人に教えるっていう行為は手前の日頃の演奏を省みる機会として、教える側にも実に有益。
僕もホクホクして朝帰りをした。
数時間後には起床、スタジオ演奏の後会場入りして演奏開始、だ。慌ただしくも愉快な一日の始まりである。
やるぞ!
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