初詣、同窓会、夜中の読書。

遅ればせながら1月6日は初詣に出掛けた。
妻が厄年という事で初詣というよりかは厄除けがメインである。詣で先は結婚式を挙げて以来何かとお世話になっている城山八幡宮。
しかしどうしても脳裏によぎるのは数年前の娘の七五三である。いっけねえなあ、あの時は母も元気だったよなとかどうしてもそういう方向に思考が行きがちである。
厄除けぜんざいを食べる娘が可愛かった。

初詣の後は半年に一度程の頻度で開催している中学時代の恩師と同級生との3人の同窓会、開催。
毎回、3人ともアクセスが良い今池近郊で集まって2時間程度飲酒したりするのだが、今回も昨年末に先生から「新年、どうしますか」と連絡を頂いた。当時は母の死等々で私生活が非常に混沌としていた時期ではあったのだが、流石に1月になれば諸々も落ち着くだろうという事と、折角これまで続けてきた会を中止するのも惜しいという事で開催決定。
年賀状を毎年交換させて頂いている先生には喪中の報せを発送したのだが、届いた頃に『電話で話せますか』とLINEで連絡が来た。
やはり先生、母の訃報を知り「舟橋君は落ち込んではいまいか。大変だろうし今回は(開催を)中止しては」と気遣って頂いたのだが、どうせ落ち込むならば人と会っていた方が幾分か前向きになれようというものだ。
というわけで開催された同窓会だが、前回から半年程しか間隔が空いていないので互いの身辺も然程変わらず。会話は必然的に身内の死というテーマが中心になった。
人生経験も豊富である恩師の気遣いの言葉、長年の付き合いであり勿論同年代である友人の励ましの言葉は感じるものが多かった。帰宅後、先生からLINEが。『舟橋君、人生は山あり谷ありだよ』。まさしく。

同窓会でここ数年の間では一番という程泥酔して(ちなみに痛飲したわけでもなければ、何とハイボールを3杯程度という飲酒量。これで泥酔するのは恐らくアルコールに耐性がない部類であるといって良いだろう)帰宅。ほとんど気を失うように就寝したのだが、26時30分頃目が覚めた。妻と娘は義父と一緒に早朝よりスキーに出発する事が決まっていたので、7日は舟橋、スーパーフリーの日。妙に目が冴えていたし、何なら日中眠たくなれば昼寝も出来てしまうだろうという目論見も手伝って読書する事にした。新年早々のBOOK OFF巡りの最中、手に入れた『幼女戦記』の小説を読む。ちなみにアニメ版は劇場版も含めて完走。製作が決定している次シーズンを首を長くして待っているところである。アニメ版は結構ハマッてしまい、ターニャ・デグレチャフのフィギュアも買ってしまった。幼女が邪悪な笑顔を浮かべているところが良い。
主人公が幼女の体躯をしている事以外は完全に硝煙香る軍記物なのだが、時々入ってくる誇大的な表現が最高に心を震わせる。

このまま朝までいっちゃうか、と思ったものの流石に睡眠不足が過ぎるだろうと思われたので28時頃、再度ベッドに潜り込んだ。
娘が夜中の間に妻と僕のダブルベッドに潜り込んできていた。しかして1月だというのに布団をかけると「暑い」と怒るので「まだ寒いじゃん!」と返すと寝ぼけ眼のまま自分のベッドに戻っていった。本当に暑がりなんだね。