前夜からの続き。
旅行中の興奮からか、目覚ましのアラームをかけ忘れていたのだけれども平時より早い時間に起床した。
妻も程なくして起床。
朝風呂に入ってきて良い、とゴーサインを貰ったので大浴場へ。
昨夜と男湯と女湯が入れ替わっており一瞬期待するも、サウナ室の温度については差異はなく、水風呂に至っては昨夜入った水風呂の方が良かった。贅沢かもしれないが常に水が循環している方が温度、水質ともに良好に保たれる気がしてしまうんだよナァ。
一方、朝食は最高。
昨夜の夕食と同じビュッフェ形式である。
娘(次女。9ヶ月を迎えた)にうってつけのベビーフードも提供されている(上↑写真参照。娘(長女)が写り込んだので折角ならとそちらにピントを合わせたつもりが娘の前の食器にピントが合ってしまいトホホな写真になってしまった)。これは嬉しいパパママが多いのではないだろうか。キューピーのベビーフードだった。キューピーがベビーフードから撤退する旨を発表したのは少し前。拙宅の場合は娘(次女)は辛うじてキューピーのベビーフードを味わう事の出来る赤ちゃんの最終世代となる。
キューピーさんの『たっぷり野菜のチキンライス』、娘(次女)がバクバク食べたので名古屋に戻ったら買い足そうと決意した。これまで和光堂さんが多かったのだけれども買えるうちにキューピーさんのベビーフード、買おう。
一方僕の朝食は再びChatGPT御大に相談しつつ、刺身や煮物、根菜を中心として楽しんだ。鯖の塩焼きを卓上で焼いて食べる事が出来たのだが、これが激烈に旨い。一口サイズのものだったのだが3切れも食べてしまった。
大満足。
その後、白良浜に遊びに行くという事になっていたので集合時間までに荷物を車に積んだりした。何だかんだで荷物も多かったのでそれなりに時間がかかったが、朝のホテルの様子を感じながら車と部屋を往復するのは結構楽しかった。掃除をする職員さん、チェックアウトに向かう宿泊客。チェックアウト後に備えて準備を始めるハウスキーパーさん達。
「いや真夏かよ」と言いたくなる程の日照りと気温の中、白良浜へ。
白良浜ではビーチラグビー大会が開かれていた。邪魔にならないように波打ち際へ来ると、かつては海を怖がった娘(長女)もはしゃいで服の裾を濡らしてしまうのであった。
しかしながら白良浜、水も綺麗で透き通っているのでそりゃあ娘(長女)がはしゃぐのも無理はない。
僕も結構テンション上がったもんな。
かつての海での記念撮影を思い浮かべて、41歳中年の記念撮影である。
白良浜を後にして、義母の実家方のお墓参りへ。つまりおじいちゃんのお墓である。おじいちゃんは早くに亡くなってしまったそうなので妻も会った事はないそうなのだが、今回の旅行も同行しているおばあちゃんの案内の下、和歌山県新宮市のお墓を訪ねた。
白良浜から海沿いを走ったり途中で道の駅で休憩したりでそれなりに時間はかかったけれども、無事におじいちゃんのお墓があるお寺に到着。住職さんが出迎えて下さり、僕もおじいちゃんのお墓に手を合わせる事が出来た。おじいちゃんのお墓という事は義母の父上が眠ってらっしゃる墓なわけで、妻のご先祖様への挨拶をする旅でもあったわけである。
おじいちゃんの眠る墓、新宮の町を見守るような高台の静かな場所にあるのであった。
夕食を新宮佐野食堂というお店でとった。
カフェテリア形式のお店でウインドーに小鉢とか並んでいて自分で好きなものをとってお会計するシステムのお店。
僕は好きなシステム。朝食で旨い鯖を食べたばかりだったのでここでも鯖の塩焼きをメインにほうれん草のおひたしとか小粋な小鉢を選んで食べた。美味かった。鯖の塩焼きなんて骨まで旨かったもんね。
新宮から高速道路で名古屋へモドリ。何だかんだで自宅に帰ったのは23時過ぎ。
妻の実家に泊まるんだ、と楽しみにしていた娘(長女)もすっかり眠ってしまい、最終的には自宅のベッドでゆっくり就寝するのであった。
義母の還暦祝いとおじいちゃんの墓参りで訪れた和歌山旅行、本当に楽しかった。
何回も「来て良かったねえ」と口走ったもんね。