夢の話

先日、東京のALTRA&CRYOGENICのベーシスト相良直宏君が僕が拳銃自殺をする夢をみたらしい。この世に僕の霊体がとどまっている間に会話をしたそうだ。
何と今日、相良直宏君が出てきて死ぬ夢をみた。
僕のみた夢の話を詳細に語られても面白くないだろうし、できるだけはしょろうと思う。

ALTRA~が講堂でライブイベントを挙行するというので不完全密室殺人を呼んでくれた。夢の中らしく図々しい事に僕らはトリのALTRA~前なのであった。先程まで沢山いたお客さんが全然いないのが印象的だった。

ライブ中僕らははしゃいでいた。転換に手間どって演奏開始が随分と遅れたというのに、それはもう大いにはしゃいで、即興演奏はどこまでも広がり結果僕らしかもう集中していない状態になり、しなくてもいいMCを何回もしたせいであれは完全に場が白けていた。
30分持ち時間のところを完全に45分以上やっている。
あと一曲を残した所で僕達はその曲を削り、もう演奏を終える事にした。気付くのが遅過ぎたが、僕達は完全に場を白けさせていた。

ステージ上でごにょごにょ話していたかと思えば突然「今やった曲で終わりです。有難うございました」というのは何だかもう本当に駄目な展開だが、それをした。
僕らが遅過ぎた終了宣言をすると同時に、沢山のお客さんが場内になだれ込んできた。皆、ALTRA~が観たかったのだ。

転換中に相良君に謝った。
「正直ムカついたかな(笑)キレートレモン一本分くらいはムカついた」夢の中ながら、あれだけの事をしたのにこれで済むもんかなあと思ったがとりあえずキレートレモンは買っておこうと考えた。

で、場面が変わる。
どうやら僕は講堂近くでライブ直後に交通事故で死んだらしい。誰も僕を視認できないし、触れない。声も聞こえない。
霊体になったようだ。

講堂控え室に神田佑介がいた。妙に静かな講堂控え室、とりあえず誰かに僕が死んだ事を知らせないとと思い、神田君にどうにかコンタクトをとろうと試みる。
で夢なので判然としないがどうやら霊が同じ部屋にいると気付いた様子の神田君。あとは僕だと知らせるだけだ。

鉛筆一本を机に打ち付けて音を出す事はできた。僕はコツンという音を2回、7回、8回、4回と間隔をあけて鳴らした。
「2、7、8、4…。…舟橋君?」
気付いた。

場面が変わる。
僕は講堂の天井近くに設置された空調機の上に腰掛けている。ステージ上ではALTRA~のセッティングが終わろうとしている。
ああ、始まるんだなあ。二度と彼らと話せないんだなあ。
僕は静かに静かに悲しみながら空調機の上に腰掛けていた。

とこんな夢だった。
夢の中でやったライブだが、演奏中のヴァイブスはそんなに悪くなかった気がします。

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