奈良へ。

2019_06_27_001
先日、鈴木実貴子ズの手伝いで奈良NEVERLANDにて演奏してきた。
写真はその往路での休憩中の様子。名阪国道を使っての奈良入りだったのだが、国道沿いの休憩所はどこか懐かしい感じがする。ちなみにここで食べた醤油ラーメンは甘めの味付けで物凄く美味しかった。変に奇をてらったラーメンよりノスタルジーが勝つ瞬間というのは結構ある。

この日は物販スタッフとして妻も同行。となると当然娘を連れての家族での移動となる。往復、2台での移動となった。NEVERLANDは敷地内に駐車場が沢山あり滅茶苦茶助かった。5キロ程離れたところにイオンもある(このイオンが馬鹿でかくて最高だった。子供が生まれるとイオンの有難味がわかる。そりゃあ休日に家族連れが多いはずだよ)ので鹿こそ見に行けなかったけれども妻と娘にこの遠征の別の付加価値を感じて貰えたような気が(勝手に)している。

この日の中音もここ数回のライブのトレンドを踏まえての抑え目の音量で。
けれども音の分離が良いので全員の音がはっきりと明瞭に聴き取れた。いや実際凄かった。こんなに分離して聴こえたのは人生で初めてじゃないかってくらい、やりやすかったもの。ステージ上で音がごった煮になったり飽和感を感じながらの演奏が良い方向に進む事も多いけれども、この日はこの方向性の音作りで大正解!な気がしている。挑戦してみようと思っていたサンズアンプのブレンドを全カットしてからのEQを用いた「素材の良さをより活かした音作り」はリハの際に試しにブレンドをいつもの位置にしてみた時に感じてしまった痛快さのせいで霧散した。なかなか大人になれない。

奈良の地にはそこまで足繁く通っていない、との話だったけれどもダブルアンコールまで頂いて、二人がこの地でも確実に色々なものを重ねてきたんだな、と感じた。サポートメンバーという立ち位置は演奏中こそサポートであるとかあまり考えずにやっているけれども、演奏外の出来事に関してはドラマを最前列で見ているようなそんな面白い関係である、と感じる。

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