娘(長女)は遅くとも21時30分には、娘(次女)は大体いつも20時30分頃には眠ってしまう。
それから妻と僕はそれぞれの時間を過ごす事となる。僕はバンドの練習に出掛けたり週末であればサウナに行ったり、家で過ごす場合は日記を書いたり模型製作に勤しんだり自部屋でベースギターを弾いたり、まあそういう具合に自分の為に時間を使うのである。
妻は夜中にカラオケに出掛ける事が時折、ある。
娘(長女、次女)達が寝静まった後、僕に2人を任せてかれこれ20年近い付き合いの旧友と出掛けて『夜中のカラオケ』に興じるのだ。
この日は昼過ぎに「夜中にカラオケに行きたい」と欲求を感じるも生憎と旧友は多忙であり、妻の夜中のカラオケに対する欲求は宙ぶらりんとなってしまった。
何の気なしに「娘(長女、次女)達が寝静まった後なら僕付き合うぜ」と言った事を妻が好機と受け取り、普段はカラオケに行く事に前向きでない僕をカラオケへと誘った。
僕は歌う事は嫌いではない。しかしながら音痴という言葉から想像する1/5倍は音痴なので人前で歌う事に前向きになれないのだ。妻ならば、僕の下手な歌にも耐えてくれよう。決して超!前向きというわけではなかったがカラオケへと2人で出掛ける事となった。
勿論、寝入っているとはいえ娘(長女、次女)2人を自宅において出掛ける事になるので心配は尽きない。
というわけでスマホアプリで操作出来るモニターカメラを通話状態にし、万が一にも娘(長女、次女)達が起きようものならすぐさま声掛け、何なら帰宅出来る状態を作っての外出となった。
流石に娘(長女、次女)2人の様子を遠隔で見守りながら、なのでいくら自宅最寄りのカラオケとはいえども1時間が限界であろう。
1時間、フリードリンク付で2人で2000円。まあ、こんなものか。
カラオケなんて久しぶりなので何を歌っていたのか思いつくか心配だったが、端末を前に考えれば色々出てくるものだ。歌った事のない歌も含めて、何だかんだで妻と交代で1時間ノンストップで歌った。
結構、楽しいじゃないか。これまでどの曲も原曲キーで歌っていたのだけれども、無理に原曲キーで歌わず推奨キーで歌うようにすると結構、気持ち良く歌える。それでも自分の歌が巧いとは思えないし人前で歌う事に抵抗があるので、多分きっと妻としか行かないけれども「カラオケ、また行っても楽しいだろうな」と思える程度には楽しかったのである、夜中のカラオケ。

PS5『ゴースト・オブ・ツシマ』を購入したく、勿論モニターカメラの通話状態を確認しつつ帰宅途中にゲ〇に寄ったところ、『ゴースト・オブ・ツシマ』の中古ソフトに加えてNINTENDO SWITCH2を発見!店員さんに訊いたところによるとラスト1台という事で、かねてから欲しがっていた妻は迷った末に購入。
ポケモンの新作ソフトも一緒に購入していた。
帰宅すると、家を出た時と変わらず熟睡している娘(長女、次女)2人。
やっぱりドキドキしたのでなかなか妻と2人っきりで出掛ける事は出来ないね、と思った。
この日の外出は実り多かったけれども。