娘(長女)発熱、緊急お迎えそして wave製A.F.S Mk.Ⅱを作る 第7回 塗装仕上げ

前回まで
wave製A.F.S Mk.Ⅱを作る 第1回 1ヶ月半の休止→模型製作再開
wave製A.F.S Mk.Ⅱを作る 第2回 顔塗装(少し細かく)→パテ盛
wave製A.F.S Mk.Ⅱを作る 第3回 下半身を固定する
wave製A.F.S Mk.Ⅱを作る 第4回 関節等を塗装
wave製A.F.S Mk.Ⅱを作る 第5回 腰アーマーを接着→黒で塗り潰し
wave製A.F.S Mk.Ⅱを作る 第6回 完全に組み上げ→鋳造表現
wave製A.F.S Mk.Ⅱを作る 第7回 機体本体の塗装開始

3連休前日の金曜日である。
午前中、忙しく仕事をし昼休憩はゼロカロリーの飲むゼリー(キウイ味)とブラックコーヒーで昼食を済ませ(平日は朝食と昼食を抜く、またはゼロカロリーのもので済ませる事で16時間絶食を行い『肉体が自分自身の古い細胞をエネルギーに転化する』オートファジー効果と飢餓状態での集中力向上を狙っている。というか、果たして本当に効果があるのか自分の肉体で人体実験している)15分程昼寝をしていると、上司が電話の子機を持って「舟橋君、奥様から電話だよ」。
家族からの職場への電話は90%以上の確率で緊急事態である。
訊くと、娘(長女)が38度越えの発熱、小学校から電話があったとの事。平時は小学校で学んだ後、お迎え時間までトワイライトスクールで過ごす娘(長女)だけれどもこうなるとそうはいかない。妻から電話がかかってくるという事は僕の出番である。
上司に相談、無理を言って早退させて頂いた。
こんな事もあろうかと有給休暇を出来るだけ取得しないようにしていて良かったという思いと、それでもやはり急な事で職場に負担をかける事は申し訳がないなという思いと、何よりもしんどい思いをしているであろう娘(長女)のもとへ一刻も早く駆け付けようと気持ちが慌ただしくなった。
幸いにも職場近くにはレンタルサイクルのポートがあり、電動自転車で自宅へは40分程である。
電動自電車をバリバリ立ち漕ぎしていると義母から電話。妻から焦って電話がかかってきたようで娘(長女)の小学校へ車を走らせているところであるとの事。お義母さんも忙しいだろうに申し訳ない。話し合った結果、小学校前で落ち合う事に。
いざ学校に到着すると娘(長女)、流石にしんどい様子である。同じクラス内でもインフルエンザに罹患したお友達が多いそうで、この急な発熱はきっと娘(長女)も罹患したのかなとかそんな予感を感じつつ、抱き抱えて帰宅。
荷物はお義母さんが車で運んで下さった。帰宅するや否や「気分が悪いのでもどしそう」と娘(長女)。
トイレに連れて行くと軽い嘔吐。娘(長女)、こういう時はきちんとトイレで綺麗にもどすので何ともえらい。真面目な性格なのがこういう所作にも出ている。吐くとスッキリしたのか、自分の状態を僕に説明して「しんどいので横になる」と着替えてベッドへ。念の為トイレの消毒をし、夕方の診察の時間を調べ「この時間なら妻も帰宅するから車で診察行けるな、しかし今日検査してもインフルエンザ、反応出ないかもな」とかあれこれ考えつつ家の片づけ。この先娘(長女)がどんな状況になるのかわからないので小康状態の今、出来る事はしておいた方が良い。娘(長女)の様子を見つつ、あれこれ片付けるとそれでもまだ昼の14時過ぎである。そうか、職場を出たのが12時頃だったからまだ2時間しか経っていないのか。
娘(長女)は横になりつつ眠気がくるまでiPadで動画を視聴している。ならば僕も一息つくか。
模型製作の時間である。


前回、ザッと全体的に塗装はしたものの、まだ手を加えたい気持ちがあったので前回使った機体の基本色に気分で適当な色を混ぜて色合いを微妙に変えて塗り重ねていく。
後々ガッツリと汚して情報量は増やしてやるつもりなので、あくまで気分の向くまま即興的に色を塗り重ねて楽しんだ。


水性アクリル塗料はこういう時でも家族に負担をかけずにリビングで塗装作業が出来るから便利だ。
溶剤さえ使わず、水道水で希釈するようになってから猶更である。
飛び散ったり筆が触れた事で関節部に機体の色がのってしまったりしていたので修正したり、様々な角度にひっくり返したり灯りの下に持ち出したりして全体的に塗り残しや手落ちがないかチェック。
問題なさそうなのでつや消しクリアを吹いてここまでの塗装の進捗をセーブ。

娘(長女)を検温すると熱は37度ちょっとまで下がった。
となると、風邪なのかなあ。食欲はなさそうだったけれども水分摂取だけ負担にならないように促しつつ、様子を注視。
妻が帰宅。翌日のスイミングスクールの欠席をスポーツセンターに伝えに行きつつ、娘(次女)を保育園に迎えに行く。
熱も落ち着いたのでこの日は様子を見る事にした。相変わらず食欲はなさそうだったけれども何故か「辛ラーメンが食べたい」。
刺激物は良くないだろうという事でうどんで我慢して貰う事に。風邪だな、こりゃという雰囲気。
娘(次女)の鼻水の薬も欲しいので、翌日の状況をみて病院で診察を受けるかどうか判断しようという事になった。