家族での土曜日の休日と白線の内側の会合について。

毎週土曜日は朝から昼過ぎにかけて娘(長女)の習い事タイム。
朝一番のスイミングスクールは月末の進級試験。通い始めて1ヶ月、その成果を出す時が来た。
とはいっても試験の様子はガラス越しのプールの中、声も聞こえないので様子もいまいち把握出来ず。
結果的には無事に進級出来ていたようで一安心。帰りは最早恒例、ご近所のMちゃん世帯と一緒である。
自動販売機でセブンティーンアイスを食べたいとせがまれたので「月に1回、試験の時だけね」と言いながらアイスを買う。
試験の後のセブンティーンアイス。何か良いじゃないか。

ピアノ教室も無事に終え、その足でファッションセンターシマムラやロピアに寄って買い物等、する。
シマムラでは安価なマスクをある程度まとめ買いしたり、娘(長女)の小学校のスイミングキャップを買った。
ロピアでは色々とまとめ買いを。体感上15000円くらいいくかな、と思ったら何と9000円!本当に安い。

この日は19時頃から白線の内側の会合を予定していたので、それまでに娘(長女、次女)の入浴を済まさねばならない。
夕方割と早めの時間に風呂に入るっていうのは直接的に自分の記憶に結び付くわけでもないのだが、何故だかノスタルジーを感じる行為だ。いくつまで親と一緒に風呂に入っていたのか記憶は定かではないけれども(母親の膝を滑り台にして湯船に滑り込んでいた記憶があるので、多分結構幼い頃だったんだろうなあれは)、ひょっとしたら幼い頃の記憶に結び付いているのかもしれない。
こういう「何故か懐かしい」は悪い気はしない。
ともあれ、バタバタと入浴を済ませてレンタルサイクルで新栄へ出掛けた。

この日は僕のリクエストで悪玉コレステロールに対して比較的安心して食べられるものが多く提供されている鳥貴族で会合を開催した。何を食べても良いのか、どれくらい食べても良いのかは事前にChatGPTに相談して何となく打線を組んでおいた。
飲み物はハイボール、そしてむね貴族焼きのスパイスか塩、わさびささみ焼きや後は蛸わさびや野菜を中心に口にする。
むね貴族焼きのスパイス、旨くて満足度も高い。もう飲酒する可能性のある会食は全部鳥貴族にしてしまいたい。

白線の内側、4人揃っての会合は久しぶりであったけれども良い会合となった。
バンドで何を表現するのか、そもそも活動は何故行うのか、今後はどのような活動をしたいのか等、バンドによっては改めて話し合うまでもないような事なのかもしれないが、我々にとっては定期的に話し合い精査する事で、お互いの現在進行形やこれからの発展性を見つめ直し何を持ち寄ってどのように組み上げていくのか意思確認が出来る大切な時間である。
『飲酒を伴うバンド会議』というものにその昔は懐疑的というか「酔っ払った頭でまともな話が出来るかよ」と思っていたけれども自分の中の感情や思索を口にする際に同時に生じる迷いとか「それ言わなくても良いんじゃないの」を粉砕するにはアルコール飲料が有効である事を感じてからは結構、好きだ。
何だかんだで予定していた終了時刻を超えても盛り上がり、何ならその後ももっと面白そうな話が続きそうではあったけれども各自、翌日も予定があるのでお開きとなった。話し足りない、を今後への糧としよう。

今回バンドメンバーと話し合って再認識したのは『あなた』と『私』は明確に違いがあり、そしてその違う『あなた』達と『私』が(例えば無理やりにでも)1つのものを作ろうとするからこそそこに濃淡や明暗、所謂グラデーションめいたものが生じるのであり、それこそがそここそが人様と一緒に何かを作る妙味なんだな、という事。
現在からそれなりに距離のある未来の事はこと自分自身に対してさえ予測不可能なのに、そんなある程度予測不可能な自分と完全に予測不可能な他人とを掛け合わせる事で生まれる相乗効果の事をバンドマジックというのかもしれないなと思った。
うん、そういう浪漫を、僕は信仰していきたい。
良いバンド会議だった。


会議が白熱し過ぎて写真を撮っていなかった。
代わりに、ではないけれどもこちらも4人。
娘(長女)の描いた家族の絵。