4月も折り返し地点を過ぎて何ならもう残すところ10日程だけれども、いや全く本当に慌ただしい日々を送っている。
この場合の慌ただしい、が文字通りの「心」が「荒」れる、ではないのが有難い限りで実際のところは物理的に慌ただしいというか、相も変わらず予定組が下手だもんだから毎晩のように何かしらの予定が入っているわけで、おまけに一日の大半を占める仕事は職場の人事異動で新しい上司がやって来た事による環境の変化が起きている。しかしこれまた有難い事に好ましいというか変化した結果4月からの職場の雰囲気はテンション高めであり僕自身も新入社員2年目(34歳で新入社員2年目っていうのは本当に遅いスタートだ)で受け皿としては未熟ながらも良い刺激を受けているように感じている。
要するに新しい上司はこれまでの上司とは違った形で大変有能な仕事の出来る方なのである。
私生活の上でもこれまた大きな変化があったりもしたけれども、毎日楽しくやっている。妻の手料理美味しい。
バンド活動に関してはなかなか思うように時間を作る事が難しいけれども一週間に3回はスタジオに入ったりバンド関係の予定で出歩けている事自体が仕事勤めを続けながら表現活動を行う人間としては異例、大いに感謝すべき事でこの辺りはひとえに妻に感謝している。
「うわー、今日演奏する曲おさらいできてない!何て怠け者なサポートメンバー!」と思ってスタジオ前にどうにか慌てて準備をしたり、或いはままならぬままスタジオに入った結果体が勝手に反応して演奏が出来たり(この辺はもう演奏を重ねた時間の成果だと思う。この次の段階へいく事が課題だ)致命的な支障みたいなものは演奏活動を行う上で起きてはいないのだけれども、現実問題としてでは自分から能動的に創作に向き合う時間が作れているかと言うとちょっとこれがまた難しいところで。
机に向き合ってウンウン唸って何かを生みだす人間ではないもんだから日常のふとした瞬間に「あ。これやりたい」とか「あ。こんなの面白そう」とか思いついたりしてある時は楽器を抱えて録音して、ある時はメモ代わりに書きだして精査してみたりなんちゃったりして、っていうのをやっているんだけれどもこれまたどうにもこうにも行き当たりばったり感が否めない。
要するに表現活動にもっと精神的な(時間的、物質的ではない。念のため)余裕を持って臨みたいところなんだけれども自分の未熟さと怠け癖故にそれが実現出来ていない、というのが現状。
これまで通り、と半歩踏み出したこれまで以上、なら今の状況でも実現出来そうだけれども価値観の破壊と再構築、自分の中で勝手に出来上がった成功論みたいなものの大革命、絶望する程の余白を見つめ直す、とかそういうところになるとちょっと難しいのかもわからんなあと思っていたりする。
これもまた全部自分がいけないのだけれど。
少し前に駐車場代を節約、カロリーを浪費したくて自転車で自宅(名古屋市瑞穂区)から今池の音楽練習スタジオに楽器背負って向かったのだけれどもこれがなかなか爽快で、考え事ははかどるわアドレナリンが出たからか演奏も良い手応えだわ水筒に詰めていったお茶は美味しいわで良い事尽くしだった。
恒例にしたい。
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