また更新がライブ終了後になってしまった。もっと頻繁に書くべきであるのだが、いや、言い訳はよそう。
さて昨夜は不完全密室殺人第17回公演『雌蟷螂』でした。ビビビビに呼んで頂いて初大須OYS。ツインドラム、パーカッション、サックス、ギター、キーボードにベースという演奏隊をステージ上に無理やり押し込んで(PAさんが感じの良い方で非常にやりやすかったです)、俳優陣とカメラマンはステージ下へ。曲間は全て俳優陣による芝居という進行で公演を行った。
この構成でライブを進める事で、普段の我々の公演よりもより物語性が強調されたのではないか、と思う。実際昨夜の不完全密室殺人はバンドというよりかは表現者集団という側面が非常に強く、芝居と曲全てひっくるめて一つの表現と捉えていた。
そして嬉しい事にお客さんにもそのように受け取って頂けたようである。我々のやらんとしている事の一表現が伝わったという手応えは何ものにも変え難い。
それにしても。
この12人から成る連隊編成というのは当初の予想よりも大掛かり、かつ劇的なものになったと感じている。経験豊かな音楽家、俳優陣を迎えての公演は通常時のそれとは全く異質の興奮を僕に与えてくれるのだが、機動性という部分では通常編成に適うべくもなく、準備期間も通常編成より大幅に必要とされる。
その他にも本質的な事も含め、様々な問題提起がなされた夜でもあった。
それを一つ一つ消化、解消していくのにはまた少し時間がかかるのだろうけれど、なに、バンドをやってく以上体力と同じくらい頭は使うものである。
結局毎回思うのが「精進せねば!」という事なのだ。
とりあえず今は来週から開始される連隊編成での記録音源レコーディングが楽しみだ。何らかの形で世に出したいなあ、と4人は漠然と考えている。
ちなみに今日の画像は打ち上げで本番で用いたコロス用全身タイツを着用したまっち君(piggy)とそれを着せられて一気しているけいた君(ビビビビ)。
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