日曜の昼下がりにBEHRINGER OD400を弾いてみる。

2024年12月8日12時53分、これを書いている今、妻と娘(長女)は妻のお友達親子と一緒にアクア・トトぎふに行っている。
妻から送られてきたLINEによるとタイミング良くバックヤードツアーに参加出来たようで満喫している様子。
僕は自宅にて娘(次女)と留守番しているのだが、先程ミルクを140ml飲んだ娘(次女)はスヤスヤ眠っており、この間の自由時間に僕はこれを書いているというわけ。
こんな時は折角だから夜の間に出来ない事(最近は眠くて眠くていけない。2ヶ月の乳飲み子の生活習慣に感化されたのだろうか?そんなにハードな毎日を送っているというわけでもあるまいのに)をやってしまおうと機材棚の中からこういう時にサッと手に取って弾く事が出来るように引っ張り出しておいた棚の肥やしシリーズのペダルを弾いて備忘録を書きつけておこうと思う。


BEHRINGER OD400である。
機材棚の中にあった「いつどういういきさつで手に入れたのか(長い間ペダル集めを趣味にしていると有難い事に入手経緯が『買った』ではない事もある)完全にわからないペダル」の一つ。いやあこればっかりは本当に、わからないんだよねえ。
こういう「ベース専用機でない」「アノ人が使っていた系でもない」「かといって何か自分の中にピンとくるエピソードがあるわけでもない」ブツを自分で買うかと言われたら多分、買う事もない気がする。唯一の心当たりといえばかつて段ボール箱一杯のエフェクターを「舟橋君、俺はもう使う事もないから雑多なものばっかりだけどコレクションに加えてくれよ」とプレゼントしてくれた友人がいたのだが、これはひょっとしたらその中の一つだったかもしれない。だとしたら弾いてみた今だから言えるけれども、良いものを譲って貰ったなと思う。有難うS.S君。

多分これ、BOSS OD-3辺りのコピーなんだろうなと思う(←調べてみるとOD-3かSD-1なのでは?との事)。
オリジナルを弾いた事がないので、結果的にOD400自体に対する、しかもベースギターで弾いた感想になるけれどもこれは却って珍しい備忘録なのでは。
弾く前から(きっとそこまで悪くはないだろう)と思っていたけれども想像通り、悪くない。TONEは左に回しきった状態から時計の9時くらいまで、DRIVEを同じく左回しきりから時計の9時くらいまでの間に設定してやってLEVELを適時調節すれば「歪んじゃった」感のある程良く歪んだオーバードライブベースサウンドになってくれる。
ちなみにDRIVEは回しきってもクリーンにならなかったけど、僕の場合その後に繋いでいるプリアンプの影響アリアリな気もする。弾いていて思ったのが今から10年くらい前は『安ペダル』代表だったBEHRINGER、何だかんだで結構演奏で使えてしまう機種が多いしそこまで酷い造りでもないよなあという事。
確かに電池を入れ換えるための構造はボールペンとか細い棒が必要だしスイッチも踏み心地がないし何よりプラスチックの筐体は不安にならないわけでもないけれども、かつてBEHRINGERのペダルをボードに組み込んで使っていた際はこわれた事なんて一度もなかったし何だかんでしっかりしているんじゃないかと思ってしまっている。

OD400をオーバードライブとしてヘビーに使うかといわれると、僕の場合はもっと他に痒いところに手が届くオーバードライブペダルを選択肢として幾つか持っているのできっと出番はないのだろうなと思うのだけれども。


ちなみにこのData Codeによると製造は2011年との事。