前回まで
■日東科学版ハインリッヒを作る 第1回 座学→洗浄→組み始める
■日東科学版ハインリッヒを作る 第2回 削ったり強引に接着したりしながら組む
■日東科学版ハインリッヒを作る 第3回 キャノピー加工→鋳造表現
■日東科学版ハインリッヒを作る 第4回 組み上げ完了
「模型製作も塗装作業に入ってくると終わりが近い」と以前(といっても模型製作を始めてまだ3ヶ月程度だ)は思っていたけれども、今は『塗装』といっても色々な工程がある事がわかったので「さあ、折り返し地点だ」という気持ちだ。
何ならマシーネンクリーガーの製作ではここからが本番、面白さの真骨頂と言っても良いかもしれない。
ここまで腕の付け根を削ったり股関節をいじったり腕関節をパテを盛って再形成したり、それなりに色々やっているのでこのHEINRICHのキットにも愛着も感じている。
勿論、細かいところで合わせ目消しがうまくいっていない気配があったりキャノピー部分の処理が甘かったり色々ツッコミどころは自分自身多いなと思っているのだけれども、大いに楽しみながら作った事による思い入れが強い。
折角なので塗装も納得いく仕上がりにしたいところだ。
というわけでメカサフヘヴィを全体に筆塗り。
それなりに匂いはするけれども、換気扇を回して塗っていれば家族にも今のところ文句を言われたりはしていない。
この後使う塗料が水性アクリルだから良いんだろうな。匂いが強い塗料だったらこの趣味を楽しみ続ける事も難しくなってくるかもしれない。
鋳造表現、割と派手目にやってやれ!と大いに指先を動かしてキットにパテをなすりつけたのだけれどもいささかやり過ぎたかもしれない。次回以降、もう少し加減を考えて指先を動かそうと思った。
というわけで、今回のHEINRICH塗装用に水性アクリル塗料を幾つか仕入れたのでメモ代わりに写真を一枚。
今回はこの4色で迷彩(見様見真似)に仕上げたいな、と考えている。
ガルグレーで全体的にポンポンと筆塗り。
うん、良い感じである。
今のところ。
サンディイエローを重ねる。
この段階では色が増えてくる分楽しくはあったが(どうにも先が見えないぞ)という気持ちになってくる。
果たしてこの4色で迷彩模様を作るにあたってこの塗り方であっているのだろうか。
若干見切り発車で塗り始めたので徐々に不安が募る。
オリーブドラブを少し重ねてみたところで、失敗。
修正しようと手を動かすとどんどん深みにハマり、ご覧にあり様である。
いやしかしオリーブドラブの色合いは格好良いな。いっそオリーブドラブをメインで使用する方向に方向転換しようかな、と思いつつ煮詰まった感があるので時間を空けて、頭を冷やす事にする。