欲しかったノイズゲートは買えなかったけれど。

もっと気軽に日記を書いてもいいんじゃないかっていうのはここ数年の間ずっと思っているんだけど、そんな事を考えたりしている間に実際取りこぼしている日々の記憶の方が多いもんだからしのごの言わずにもう書いていく事にした。
と書いておいて日記を書かない日が続いたらつまりそれは書かない事を選んだという事である、とか言っておけばちっちぁ格好がつくかしらね。

妻の薦めで小林賢太郎プロデュース『Sweet7』のDVDを観る。大学から芝居を始めた妻はインプットもしっかりとその頃に沢山してきたようで面白い作品を薦めてくれる。
僕達夫婦は割とお互いの興味や関心を相手に話すのだが、妻が常にフェイバリットとして挙げているのが一連の小林賢太郎プロデュース作品である。
こう書くと弁明のようになるけれど芝居の映像作品って観るのに気合いがいるというか、なんだか流し見が出来ない雰囲気があるというかしっかり腰を据えて観て、しかもその間相応の集中力を要する(と僕が勝手に思っている)もんだからなかなか気軽に「じゃあ一緒に観ようよ」とは言えないものの、妻から「面白いから観るが吉」と薦められ、しかも「貴方の観たいものに私はいつも付き合っている」とこれまた反論し難い事を言うもんだから僕も(これはまた気合いがいるなぁ)と思いつつ観始めたのであった。
で、これまた毎度の事ながら妻が薦める作品は妻のお薦め具合以上に面白く、毎回きっちり堪能して「嗚呼、面白かった」と僕は溜息を漏らすのであった。
『Sweet7』もしっかりきっちり面白く、小気味の良い会話の応酬、ニヤリとする形で回収される伏線全てが愛おしく、演劇作品って面白ければ面白い程作品の世界に没入して自分の日常が色褪せて見えてしまうもんだから、やっぱり今回も僕は「ああ、お芝居って良いなあ」と思うのであった。

で、作品観賞後、感想を妻に伝えるのもそこそこにどうにか自分のペースを取り戻さんと自室に篭って楽器を弾いているいたらなさ全開の僕の夫っぷりよ。妻の寛容さに感謝、だ。

2020_09_21_001
BOSS XT-2 Xtortionは「どうせシャーシャーに歪んで、それだけなんでしょう?」というこちらの浅はかさを嘲笑うかのように良い音がした。思っていたよりもピッキングに対する反応は良いし、低域も削げない。
これは大きな音で出してみないとわからんぞ、と要注意ペダルになったのであった。
これはひょっとしたらまた備忘録を書くかもしれない。

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