水牛ベース。

1月10日の25:30~27:00に名古屋のFM局ZIP-FMにて放送される「FIND OUT」にJONNYで出演します。

公共の電波に僕の肉声がのるのは今回で3回目!

人生ではじめてのラジオ出演は昔伊藤誠人とやっていた「Kitchen Guy」というバンドでした。

30分くらい生で喋ったのだけど、あれからもう随分と経つのだなあ。

さて、最近この楽器に夢中だ。

新年早々お熱をあげてしまっている。

続・我が逃走Danelectro社のlonghorn bass。

ロングホーン(水牛)というよりかはチューリップじゃないか、と言いたくなるようなその可愛いルックスが特徴。

古くはザ・フーのジョン・エントウィッスル、クリームのジャック・ブルース、ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスのノエル・レディング等がこのベースを使用したそう。

ショート・スケールで取り回しが良い点が指板上を駆け巡る演奏スタイルと合致したのだろう、またラウンド・ワウンド弦をレコーディングで使用したかったジョン・エントウィッスルが工場出荷時にラウンド・ワウンド弦が張ってある本機を弦が切れる度に購入、レコーディング・スタジオに持ち込んだというのは有名な逸話である。

日本ではゆらゆら帝国の亀川氏がこのタイプのベースを、発育ステータスというトリプルベース編成のバンドで椎名林檎嬢がこのベースを弾いていた。

とまあ御託はここまでにしておいて、とにかく見た目がいい。

「人と違う楽器を」が心のどこかにある僕は時たまこういうのに心を奪われてしまうんだなあ。レギュラー・チューニングのバンド、企画はYAMAHA SBV550でほとんどが対応出来るので問題はないとして、JONNYという全弦半音下げチューニングのバンドでは弦のテンション感の問題上、楽器の選定には神経質にならざるを得ない。その癖、僕のバンドの一員としての嗜好は楽器を時たま持ち替えたり変なベースを持ち込んでみたりと落ち着かない。

愛用のジャズシジョン・ベース(ガムテープカスタム)があるから安心感があるのも一役買っているのだろうけれども(基盤があるからの冒険心、という辺りが本当に僕らしい。多分端から思われている以上に僕はアヴァンギャルドとはかけ離れた人間なのだ)、テンション感、音質的(通常のロングスケールのベースと同じものを期待はしていない。独特でいいのだが僕が愛せるかどうかが問題)に僕の嗜好と合致したら是非このベースでJONNYを演奏してみたいと思う。

個人的な先入観だけれど、こういうベースは歪ませるとまた趣があるんだな。多分きっと。

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