演劇と演奏の共通項に思いを馳せている話。

スタジオでベースギターを弾く。
充足感を感じる。ここ最近は目前に控えたJONNY THE BIG BANDでの佐藤美生さん生誕記念ワンマンでの練習以外はほとんどの時間、年明けに計画している新栄CLUB ROCK’N’ROLL20周年記念企画(本日、その企画のオフィシャルサイトがオープンした。こちらからどうぞ)2日目の演劇公演の準備にかかりきりなのだが、変な話、演劇っていうものをいざ作る側に回ってじっくりと取り組めば取り組む程、同時に音楽っていうものについて触れている気がする。
もっと正確に言えば音楽と演劇という表現の共通項というものについて演劇側から認知する事で、音楽というものへの意識がより明確化されてきた、のだろう。

明確な「色」を持つ楽器演奏者というのはいるもので、これはもう謙遜でもなんでもなく言ってしまえば僕っていうのも良くも悪くも限定的な「色」の持ち主であると思う。これは主観だけでなくサポートのお話を頂戴する時の話の進め方や実際の作業、又は同業者と話をしている時に等、客観視の上でもそういうものを前提としているように感じるからまず間違いはないのだろう。喜ばしい事だ。
で、そういう人達ってその人特有の「声」があって、それは文字通り声だったりサウンドだったりするのだけれども、そういう演奏者がバンドを組む場合、そのバンドって顔ぶれが決まった段階で「出音」はほぼ決まっているんじゃないかと、僕はわりかし本気でそう思ってる。決して消極的なニュアンスではなく、ね。
ニンニクとソースを混ぜても甘さっていうのは第一に来ないでしょう?という事だ。本人が意識する部分でも、意識しない部分でも。
役者もきっとそうで、演劇とバンドによる音楽表現って通じる部分があるよねって話をした。演劇やってる人と。

毎日、楽しいです。
これでもっと外食とか食べ歩きする時間に体が空くような体内リズムだったらなあ。

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