犬栓耳畜生、活動再開とそのきっかけになったスタジオ入りについて。

炭酸さんがSNSで「ドラム叩かなくちゃな」と発信していたので、衝動的に「スタジオ入りましょう」と返信した。
その後、直接LINEで連絡、まりいちゃんと森野君も誘って犬栓耳畜生のメンバーでスタジオ入りする事になった。


で、入ってきた。
犬栓耳畜生の皆で音を出す事自体が滅茶苦茶久しぶりだったのだけれども、まずやっぱり音がデケえ。
炭酸さん、弾き語りでライブをやってらっしゃるのは知っていたけれども「ドラムは1年くらいまともに叩いてないですね」と仰られる割にスタジオ入って一発目の「ズバンッッ!!」って音がデカくて鋭過ぎて、セッティングしていた3人がビクッと固まる程だった。炭酸さんのドラムの魅力は日常的に練習してどうこうというところが軸ではない。したがって魅力は全く損なわれず。音デカいし強いドラマーである。
まりいちゃん、音がデケえ、強え。エレキギターに張るにしては太めの弦を張っているようで(まりいちゃん「多分ですけどベースの1弦くらい太いんですよぉふふふ」)、そりゃブオオオオオンと低い方でも唸り上げるファズサウンドはそこも関係してるのかなと思った。あとやっぱりFZ-2に全帯域ブーストのグラフィックイコライザー。攻めの姿勢は全く変わらないのであった。
森野君はこの日AKAIのキーボード(調べてみたところ多分MPKというモデルではないかと思う)にファズ等のコンパクトエフェクターを接続してギターアンプで出力。これが格好良い音してた。鳥のさえずりとかそういう音も出てきて「1万円ちょいくらいで買った」と言ってたけど、あれ僕も欲しい。音はデカくないけれども、それでもあの中で音抜けさせてくるっていうのは日和ってちゃ出来ない事ですよ。

僕の日記での記録によると2019年のこの日以来の、実に6年ぶりの演奏だったと思うのだけれども、3人それぞれの6年が凝縮された演奏だったなと思う。自分自身に関しちゃ毎日向き合い続けているわけだから変化とかそういうのに自覚はないけれども、うん、昔より変わったと言えば弦高くらいかな。

ワーッと皆で演奏して、一区切りのタイミングでまりいちゃん発案で曲を作ってみようという事になった。
まりいちゃん主軸で作曲を進めていく。
作曲行為を進めていく中で思ったのだが、演奏行為自体はそれぞれ経験を重ねて色々経てきているのだけれども「表現する事とは」みたいな部分に対する向き合い方が常に初期衝動に基づいている点も大変尊敬出来る人達である。

犬栓耳畜生、メンバーの生活の変化に伴い『バンド活動に充てる事が出来る時間」が合致して「あ、やれるね」となったのと、あと面白そうなので活動を再開する事になりました。
曲、作っていきたいね。