僕が所属するバンド『白線の内側』の宣材写真、所謂アーティスト写真だがこれがもう随分前に撮ったものをずっと使っている。
あまり使う機会がないが故に新調する機会もなかったというのがきっと正確なところなのだけれども、それでも活動を重ねながら徐々に形作られ、同時に更新されていくバンドの表現とこれまで使っていた宣材写真の印象が乖離してきたというのは見逃せない事実である。
「アー写を撮り直そう」と決まってからはメンバーそれぞれが持っていたバンドに対する「かくありたい」という印象が合致していたのでシチュエーションや撮影について等、結構サクサク決まった。

夜の名古屋市中区栄に集合。
12月なので流石に冷え込むけれども、ガッツリ冬に撮ったよという感じにならないようには留意した。
極寒の中での撮影になってしまうかと思いきや、久しぶりのこういう活動という事もあってかテンションが上がっていたのか冷え込みを感じる事もなく撮影は終了。

撮影機材は金森君所有のデジタル一眼と最近入手したというレンズ。それぞれメーカーや品番はわからない。
そういうのには明るくないのである。
興味を持ったら楽しい世界なのだろうけれども、これ以上趣味を増やしてもなあという気持ちだ。
栄のど真ん中という事で往来も通行される市民の皆さんが相当数いらっしゃるのではないかと懸念していたのだが、さにあらず。流石に冷え込む12月のバッキバキの平日である。人通りが少なかった。
