白線の内側自主企画、中止。胃カメラを飲んだ日記。

8月31日、本当は白線の内側のレコ発自主企画のはずであった。
しかし「あの伊勢湾台風と同程度の規模」と戦々恐々と語られた台風10号の東海圏への接近により、交通機関は新幹線や高速バスも運行停止、我々白線の内側はギリギリ前日まで様子を見たのだが、苦渋の決断を下さざるを得なかった。

自主企画、開催中止。
必ず同じ出演陣でまた企画を開催しようと決意だけは白線の内側一同、胸の中にある。しかして9月中頃をもって第二子誕生に伴って僕がライブ活動を一旦休止するので、早くても開催は来年になるだろうと思われる。本当であれば中止の発表と同じくして振替公演のお知らせが出来れば良かったものの、それが出来ない状況であるが故にやはり、中止の決断をするにはメンバーでの審議も大いに議論が交わされた。
仕方ない事とはいえ、実に無念である。
またお会いしましょう。またやろうね。


自主企画は中止になったものの、31日は早起きして傘を持って近所の内科・胃腸科クリニックに出掛けた。
胃カメラ検査の予約をしてあったのだ。先だって受信したがん検診で「胃にガンではないと思われますが不自然な盛り上がりがあるので何なのか検査して特定してきてください」と初耳な検査結果が出てしまったので、折角近所に電話一本で胃カメラ検査の予約がとれるところがあるというので予約して胃カメラを飲んだというわけだ。
胃カメラ、人生で初めての経験だったのだけれども正直舐めてた。喉がしびれて感じにくくなる飴を舐めたのだけれども、それでも食道を通って胃にカメラが入っていくのは気持ちが悪く、何度もオエッとしてしまったのだった。
畜生、こんなんなら鎮静剤のオプション申し込むんだった。家に帰るのが1時間遅くなるといわれて「じゃあいいです」と言ってしまった事が悔やまれた。悔いばかりだな、畜生。
ハーッハーッと口で息を吐くと楽になる事に気がついた時には、検査も折返し地点を過ぎていた。
検査結果は、胃の盛り上がりは他の臓器に圧されて隆起しているわけで異常ではないとの事。他に慢性胃炎と食道ヘルニアの兆候があるけれども、症状がなければ治療はいらぬとの事だった。
顔から出るものを全部垂れ流した結果、妙にスッキリした気持ちになって検査を終えた。
待合室にMASTERキートンがあったので熱中して読んだ。

自主企画、仕方ないとはいえやりたかったなあ!!