突っ張り棒とレコーディング。

最近つくづくその商品の充実っぷりを痛感し、また実生活に於いてその企業努力に感謝せざるを得ないのが『お値段以上』のキャッチコピーが印象的なニトリさんである。「ニトリさんの低反発枕が良いらしい」と聞いて購入以降ずっと愛用しているが確かに寝心地抜群だし、収納ボックスも大変重宝している。web通販だと簡単サクサク注文出来てしまうのもたまらない。
だけれども何より僕が感謝しているのは『突っ張り棒』である。
『突っ張り棒』と聞いてピンとくる方は収納や家具の配置(または転倒防止策)について少しでも意識した事のある方だろうと思う。
僕は突っ張り棒やそれを応用したニトリの素敵アイテムで生活の利便性が格段に向上したという実感がある。今や自宅に突っ張り棒は欠かせない存在であり、今後も収納や生活スペースで困った事があったら僕は突っ張り棒でガンガン解決していこうと思っている。いや、心に決めている。突っ張り棒はその信頼を裏切らないだろう、今までもそうであったように。

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一畳程の収納部屋を改造した自室、ここは面積こそ狭いけれども突っ張り棒を駆使して収納スペースを拡張する事で機材や楽器、結構な量のエフェクターをその中にしまい込んでいる。手元に固めておきたい、と思うのはコレクター気質とでもいおうか、もうそういうものであると思ってしまっているというか別の部屋に置いておくという発想自体が、ない。僕の楽器は可能な限り僕の部屋に置いておきたい。そうなると棚を置くようなスペースもないので空中に突っ張り棒で棚を作り上げる他方法はないのである。
さてそんな自室だが、先日友人がその様子を見たところ「壁に写真が貼ってあるあたり、何だかこのスペースと相まってシリアルキラーみたいですね」と言われてしまった。気持ちはわからないでも、ない。

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話を突っ張り棒に戻そう。
自慢ではないが、拙宅の浴室はお世辞にも広いとは言えない。かといって狭いわけでもないが折角のくつろぎスぺースなので少しでも快適に使いたいというのが当然の心理である。
そこでこの突っ張り棒を使った素敵アイテムの出番である。取り付けも簡単、棚の高さも自由自在である。これは控え目にいっても最高、導入の際にはピンときていなかった妻もいざ設置された浴室を目にすると笑顔になった。ニトリさんの突っ張り棒は一家に笑顔さえを運んで下さるのだ。
勿論突っ張り棒なので安全性も抜群。いつの日か、そう遠くない未来に今より成長した娘が体重をかけたところでビクともしないだろう。

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そうそう、この事も忘れずに書いておきたい。もう突っ張り棒の話はお終いである。
先日、犬栓耳畜生はスタジオに入りレコーディングを行った。「音源を作ろう」という掛け声以降、それぞれアイディアを練り数曲分の録音を済ませていたのだが、メンバー脱退やメンバー各員の生活の変化等で完成させて販売するタイミングを失っていたのである。
で、いい加減そろそろどうにかしないといけないねという話になり3月のライブに間に合うように完成させる事となり、ではかつてライブを演奏を実際にし、手応えを得た曲を追加で収録したいと録音を敢行したという次第である。
内容自体は半分くらいは即興みたいなものなのだが、作曲者である富田メンバーの意思や意図はその構成にこそあるのだと思っているのでそこだけは重視して、あとは今現在の自分からツルッと出てくるものを音源に残そうと尽力した。
怒涛のワンテイク、録音したものを皆で聴き返して思ったのは明らかに以前の演奏とは違ったものになったということ。このバンドは特にそれぞれがどのようなものが旬なのか、何を経てきたのかわかりやすい。大変面白かった。

そんなこんなで面白おかしく生活しています。

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