胃腸風邪でそこそこにしんどい思いをした日記。

胃腸風邪と思われる症状で、1日寝込んでいた。

思えば前日の夜くらいから症状は出ていた。かったるいという程でもないけれども、調子が良いとも違うような、何だか微妙な違和感。不調感、とでもいえば良いだろうか、そんな違和感が体にあった。
30代も半ばを過ぎた頃から気圧の影響を受けやすい体になってしまっていたので「ああ、きっと気圧の影響かしら」だなんて思っていたのだけれども、本格的におかしいなと思ったのは「では体の調子を整えるか」と夜中に行きつけのマッサージ屋さんにアプリで予約を入れた頃。不調感がどんどん強くなり倦怠感に片足突っ込むようになり「こりゃあますます揉みほぐしが必要だな」だなんてまだ呑気に構えながら車のハンドルを握ってマッサージ屋さんへ。
マッサージの最中、気持ち良くて眠ってしまったのだが起きてからどうにもしんどい。マッサージをして貰っているのに別妙にしんどい感じがあり、気持ち良いはずのマッサージも痛かったり不快だったりで一体どうしちまったんだ俺の身体は。
おかしいな、気圧の影響をこれだけ受けるものなのかなと帰宅してからどうにも寒い気がしたので、風呂を追い炊きしてもう一度入浴する事にした。

ここではたと気が付いた。
いつも体調崩す時と同じ流れじゃないか、これは。
過去に夜中に嘔吐して発熱した時も、朝方発熱して体調をガタッと崩した時もこんな感じだったぞ、と追い炊きでどんどん熱くなるはずのお湯に入りながらあまりその温度感を感じない状態の身体で気が付いたのであった。
胸もムカムカするし、これは体調崩す時が来たか。

風呂を上がる時には胸のムカつきは明確なものとなり、そういえば少し前に妻が胃腸風邪で苦しんでいた事に気が付いた。
娘(次女)から貰ったと思われる胃腸風邪に妻が倒れたのが約1週間前。僕は平気だったので「免疫力が高いんだな」だなんて思っていたけれども、勘違いだった。潜伏期間を経て、すっかり発症しようとしているのだった。
どうにかマスクをして布団に潜り込み、就寝。翌朝起床した妻に「どうやら、胃腸風邪になったようだ」と伝えた。
有難い事に妻は文句の1つも言わずに僕を1日寝かせてくれた。ゼリーも買ってきてくれたし「うどんなら食べられるかしら」と優しい味のうどんを食べさせてくれた。うどんを食べながら教皇選挙の様子についてやっており、不思議なもので教皇選挙に参加した枢機卿達が食べたという「豆のリゾット」が妙に美味しそうだと胃腸風邪で苦しんでいるにも関わらず、思った。


本当だったらスーパーでスープと極太麺とを買い込んで楽しめる自宅二郎を追加で買ってきた背脂ニンニクでブラッシュアップさせて楽しもうと思っていたのに胃腸風邪ではそんなもの食べられるはずもなく。
胃腸風邪で寝込んでいる間に口にしたのは「ゼリー」「ヨーグルト(本当は胃腸風邪にヨーグルトは良くないらしい)」「妻手製のうどん」であった。夜中に調子が良くなってきたのかどうにも空腹を憶えてスナック菓子とコーラを嗜んだ。
嘔吐する方ではなかったので滅茶苦茶しんどい、という事もなかったけれども、続く不調感と微熱、そして何か胃に入れる度に体の中から凄い音がするのでそれに恐れ慄いた。

幸い、寝ていたら治った。
健康第一!