見出しにならって記事を書いてみる。

・初めての国際電話
CD製作に関して不明な点が発生、業者に確認をとるために国際電話を使う事に。時差という言葉が一瞬頭をよぎったがええいままよとボタンを押す。電話に出た女性は片言ながらもしっかりと日本語を話し、受け答えもしっかりしていた。通話終了後Eメールに添付され要求した資料が送られてくる。
業務を依頼するには信頼と実績が重要だと思う。その点この会社は迅速な対応と細やかなケアという点で安心できる。とかく待たされるのがあまり得意でない僕のような人間には。
しかして国際電話をかけた実感はいまいちない。国間のコミュニケーションが容易になったのか、それとも世界が縮まったのか。

・山田康裕との入浴
よく関係者や友人に言ってギョッとした顔をされるのが、バンドメンバー山田康裕との入浴である。新築の家でそこそこに広い風呂桶だとは言え、一戸建ての家でバンドメンバーと風呂に一緒に入る事はあまりないだろう。そもそもこの行為は両親の寝室間近の浴室への出入り回数を減らすために施行された試みであり、それがいつの間にか定例化していたに過ぎない。一瞬感じる気恥ずかしさに起因する、背徳的かつ非日常間が気に入っているのはここだけの話だ。勿論我々2名とも同性間の恋愛に興味はなく、「なかなかないね」「気持ち悪い関係だね」と言い合いながら入浴するのが常である。

・ルームシェア計画
話は山田康裕との入浴に続く。風呂に入りながらその日の作業の進行具合を自画自賛しあい、互いに労いあった。会話はいつの間にか住居の事に移り、ルームシェアという話に到達する。山田康裕のアルバイト先と僕のアルバイト先は距離を近くするため、その近辺に一部屋借りてルームシェアするのは大変具合がよろしい。幸いにも生活時間がずれ込んでいるせいか互いに気を使う事はなさそうだし、とりあえず一年半後を目処にルームシェアを計画してみる。夢想ではあるが悪くはない、と感じている。

・友人を訪ねて
珍しく作業も早く終わり、体が空いた。久しく半田翔君の顔を見ていない事に気がつき、彼のバイト先を訪ねる。深夜だけあってバイト先には彼しかおらず、仕事も終えたらしい彼と談笑。近況報告やら週刊少年誌について雑談した。先日の藤城安紀子さんのサポートで出演したライブについても振り返る事ができ、感想を冷静に反芻する事が出来た。
良い時分になってきたので今池の深夜しか営業していないラーメン屋「大丸」に足を伸ばす。70歳になっても毎晩毎晩ファンのためにラーメンを作り続ける大将はクリエイターである。注文に細かい設定ができる(忘れられる事もままあるが)この店で、大将に僕のデフォルトを憶えてもらえたのは名誉以外の何者でもない。

実に充実した一日だった。

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