自宅の近所にサウナ併設の銭湯がある事がわかったのでバスタオルをリュックサックに詰め込んで自転車漕いで数分、サウナを楽しんできた。
時代がかったロッカーに浴室が味わい深い。けれども全体的に清潔感があり、手入れを繰り返しながら味わいを残す努力をされているんだろうな、と思った。
入浴料420円、サウナに入る場合はプラス100円。ジュース類もペットボトルのジュースが130円と随分と良心的な価格だ。
古き良き、町の銭湯って感じだ。
サウナは大の大人が5人も入れば満員になってしまうが温度も良く、青色の砂が入った5分計も設置されている。テレビではバラエティが流れていた。サウナ室から脱衣所の様子がガラス越しに見えるのだけども、それが何故だか凄く、良い。
水風呂は一人用くらいのサイズ感だが常に水が注がれておりよく冷えている。同室者の諸先輩方とタイミングさえずらせばきっちりクールダウンする事が出来た。
いや、しかし何だろうね「サウナ→水風呂」のサイクルを3回も繰り返すと日常生活では感じ得ない快感を感じる。思わず「あふう」とか言っちゃうような類の快感。脳味噌から快感物質がドッパドッパ出ているのを感じる。
この状況を一度味わうともうやめられない。かつては「サウナなんて何故わざわざ暑くて辛い思いを好んでしなければいけないのか」と思っていたけれども今となってはサウナに入りながら「サウナのための水風呂なのか、水風呂のためのサウナなのか」を思索する程にサウナを愛している。
(今となっては)酒も煙草もやらぬ男の、嗜好品と言えるだろう。
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