関西ツアー1日目その5

続・我が逃走-CA390360.JPG

良い一日のシメは旨い飯で。
誰が言い出したかは定かではないが、それは大多数の人間の間の暗黙の了解である。旨い飯、旨い酒を楽しんで一日の労を労う。
古より繰り返されてきたこの営みに、我々もご多分に漏れず倣う事にした。

しかし。
しかし、油麺。重い。他の構成員が旨いラーメンを食らう中、僕は風変わりさに惹かれ油麺をチョイス。嗚呼、神よ。何故私は普遍的なラーメンを頼まなかったのか。安全牌とは言えどもそうすれば私もこの関西ツアー初日の報告を、良い一日だったという一文で締めくくる事ができたはずだ。

しかし今となっては私の胃袋の中、ほの暗い闇の底に寝そべる“それ”が油ぎったその体躯をもってしてその存在感を主張している。私はと言えば“それ”の醸す存在感にただただひれ伏すばかりなのだ…。

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