(まだ秘密の)レコーディングだったりその準備等で自部屋に籠ってエレクトリックベースギターとその演奏に向き合う夜を重ねている。先月は楠本氏の誕生祭企画だったり白線の内側のライブ、新曲で運用する新しい音作りに向き合って夜な夜なベースギターを弾いていたので、いや正直ここ最近で一番楽器を弾いている。当たり前のように弾き続けてはいるのだが、その中でも濃密な時間を過ごしているんだなという実感がある。
レコーディングについては今回は歪ませたりリバーブをかけたりとエフェクティブな方向性とは真逆のベクトルでの演奏になるので、常時オンのプリアンプだったりコンプレッサー、EQのみ接続してライン録音。
社宅の1.5畳の収納スペースをどうにか自部屋にしてそこに電源を無理やり引っ張って、という録音環境なので電源由来のノイズ等気にかかるところではあったが今のところ特に問題もなさそうなので恐らくは「最高音質ではないけれども楽曲の部品の1つとしては役割を果たせるデータの清廉さ」なのだろうなと思っている。突き詰めれば突き詰める程にきっと「部屋が欲しい」とかそういう現状では突拍子もない方向に思索が向きそうなので満足している。というか、満足するしかない。
やれる事を最大限に活かして現状のベストを。
活動を継続して停滞させないために心掛けている事の1つである。
弦は張り替えたり、した。
僕のベースギターに張ってあるコーティング弦も随分とナマッてきたので。
イントネーションが良くなり、音にハリが出た(気がする)。