2011年演奏初め

ただいま。東京より帰還したその足でこのブログを書いている。

今日は朝9時に今池HUCK FINN前に集合、iGOメンバーとさよならパリス、そしてはみちゃんの合計7人で1台の車に乗り込み東京へ向かった。皆での移動、これが楽しい!特に車内でもそのトークスキルを遺憾なく発揮される昌吾さん(「俺はね、愛する仲間がいるから喋れるんだよ。皆がいないと俺はシュンってなっちゃうよ」)に皆笑わされっぱなしだ。

今日の会場は渋谷LUSH。去年JONNYとして、シャビーボーイズに連れて行って貰った ライブハウスだ。一度行ったライブハウスは安心感が違うわい(基本ライブハウスは好きなんだけど初めての会場って未だに緊張するんですよ)フンフン♪とか言ってたら実はすぐ隣に安くて美味しいお弁当屋さんがあるのを知って、俺日和ってたな・・・と初心を取り返した。思えば渋谷については全然知らない。まさか500円で旨い弁当+味噌汁がついてくるお弁当屋さんがあるなんて!

はまきたつばさ(ハネムーンハネムーン) さんは茜谷さんの古くからのマブダチである。会場入りされた瞬間から「あ、この方がさっき話に出ていたはまきたさんだな」とわかるその鷹揚なお人柄は音楽、そしてライブでも滲み出ていて、何だかはまきたさんがどうやって皆に愛されてきたか少しだけ理解出来たような気がした。只今現在育児休暇をとられているという奥方とのバンドも気になります。

microcosm は姉がヴォーカルギター、弟がベースの女性ドラマーのバンドである。血肉を分けた(この使い古された慣用句、厳密には誤りらしいですね)姉弟のグルーヴにタイトなドラムがノる。聞けばまだ相当若い(茜谷さん「俺と一回り違うやん!」)方々なようで、それでいてあれだけの演奏をされるというのは何だかもう年長者として感じ入る他ない。

Essential はLUSHの店長マサルさんがドラムを叩くバンド。このバンドがもう衝撃過ぎて僕はニヤニヤしてしまった。ハードコア/パンクバンドというカテゴリーが正しいのか音楽的見識が狭い僕には判じかねるけれども、「どうやって今のキメあわせたの」感や「どうやってこの曲作ったんですか」感満載の絶賛の意味での変態な楽曲、そして狂気さえ感じるパフォーマンス。もう大好きだ!

そして名古屋での演奏が方々で絶賛されてきたさよならパリス 、実は僕初見だったんだけれども噂以上に格好良かった、格好良かったぞ!村上さんの世界観にパリスさんのドラム、ヴォーカル、そしてコーラスがガッツリとかんでいてもう奇跡のユニットだ、あれは。お二人が向かい合って演奏する様というのは二人の才人が対峙して演奏しているようで全く無駄のないお二人の音楽的融合に嫉妬さえおぼえた。

で、最後に演奏したiGO。

茜谷さんのアイコンタクトを読み違えてお三方を慌てさせてしまったりもしたけれども(失礼!次回はエアリーディング頑張ります!)、2011年の演奏初め、大変楽しく終える事が出来た。cinema staff 三島君の「滅茶苦茶良かったです!歪んでても良いんだiGO!」という感想が本当に心の底から嬉しかったし、今までiGOを愛してこられた東京の皆様にも「良かったよ!」と声をかけて頂けてホッと胸を撫で下ろした次第。

リハーサル終わりにベースの音が巧く作れたか不安だった僕に「ベース、良いね。音に厚みがあるね」と声をかけて下さったマサルさん在ってのあの演奏でした。あの一言で確信が持てたし、腹の奥底に少しあった不安が霧散しました。本当に有難うございました。

続・我が逃走
ああもう最高だった。最高だったぞ!

打ち上げ後に食べた味噌一 三軒茶屋店。野田昌吾さんをして「日本で一番旨い味噌ラーメン」と言わしめたこのラーメン屋だが、いやはや、本当に滅茶苦茶旨かった。敢えて味噌ラーメン一本に絞っている拘りもあの味ならもう完全に腑に落ちるし、最低20円カンパすれば食べ放題になる煮玉子、辛メンマも最高!しかも今日は麦ご飯が一杯サービスだったので舌も胃袋も完全に大満足。

「よう喰ったわい」と満足気に呟いて名古屋モドリ。

今夜は今池HUCK FINNにてJONNYで演奏。我等がONE BY ONE RECORDSnodevans Records の新年会です。

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