余りにもな偶然。

最近自宅のPCが言う事を聞かない。起動させても警告音が鳴り響いてファンが異常な回り方をするだけで、ディスプレイにも何も映らなかったりする。

中身を剥き出しにして接続部分をあれこれ触ったりすると治るのだが、突然また同じ状態に陥ったりするので始末に負えない。何が怖いって原因がわからない事程怖い事もないだろう。対策を施す事もできず、業者に印刷物の納入を控えている今現在、デスクトップが自宅から無くなる事は致命的な遅延に直結する。後手に回りながらでも騙し騙し使うしかないのだが、いやはや。
とにかく、しばらくは我慢する他ないだろう。

相変わらずインターネットの世界を徘徊しているわけなのだが、世の中同じ発想をする人間はやはりいるもので「不完全密室殺人」という単語はまず日常生活では使わないだろうにそれを題名に文章を書いた人間がいたらしい事がわかった。

大型掲示板に投稿でもされたのだろうか、その短い文章は内容から発想までまさしく僕がこのバンドを始める際に思いついた「不完全な密室殺人」と同じ部類に入るもので、どちらが先に着想したにせよこういうのはディスプレイの向こうの誰かさんに親近感を感じてしまう。
余りにもな偶然だが、こんな事もあるのだ。
惜しむべくは「不完全な密室殺人」の描写が、先方の方がハイセンスな事。軽妙でニヤリとさせられるような文章なのだ。
不完全密室殺人、で検索すれば辿り着けるであろうその文章、是非ご一読を。

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