高知からツアー中の新生Discaphoricsが名古屋に立ち寄ると聞いてJONNYみおさん宅で開かれた鍋パーティーに参加してきた。
久しぶりに会ったDiscaの皆さん、相変わらず突き抜けていて愉快な人達だ。今回は真面目な話もできて大変刺激的だった。真摯に音楽に取り組む人間は、その発想までもが無駄がなく、誠実だ。
少しずつ眠りにおちていく参加者がいる中、深夜放送の韓国映画をチラ観した。チェ・ジウが出演しており、この人の映画というのを初めて観たわけなのだが成程、世間で騒がれたのも理解できる。僕は好きな顔。
その映画はどうやらチェ・ジウと甘いマスクの主演男優の恋愛映画らしい。雨の中の出会い、再会、交流を深めていくシークエンス、すれ違い、そして和解。
はじめはブラウン管の中で繰り広げられるベタベタな恋愛ドラマに反骨心を抱いていた僕も、チェ・ジウが病によって死ぬ頃にはすっかり感情移入してしまっていた。
一体、恋愛ドラマで主役を死なせて終わらせるというのはどういう神経だ、と憤る。そんなん感動するに決まっているじゃあないか。
チェ・ジウの死後、主人公の携帯のタイマーが作動してチェ・ジウが密かに録画していた動画が再生される。携帯電話の小さい画面の中からチェ・ジウが主人公に語りかける。
そこには深い愛情と、感謝の念が。
弱いんだ、こういうの。涙腺が開きかけた僕を篠田君が激写していた。折角なので載せておく。
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