メリークリスマス

飯島愛が亡くなったという緊急ニュースが流れた。飯島愛について詳しくは知らないけれど、色々と積み上げて一時代に生きた方が亡くなるのは残念極まりない。ご冥福をお祈りします。

クリスマスイヴのその日、僕はひたすらに自転車をこいでいた。バンドメンバーと親しい友人でささやかな、だけれども楽しいパーティーを催したのである。ピザにケンタッキーのチキンにシャンメリー。僕にしてみれば十分なご馳走だ。

ライブ翌日には当たり前のように体のあちこちが痛む。首筋に腰、うでの付け根に脹ら脛。今日に限っては足のつけ根も痛む。ライブに集中すると後先考えずに普段使わない筋肉を使ってしまう。故にこの筋肉痛は当然の結果である。

時には痣や擦り傷をこしらえて、一体何がしたいのかというとただただ音楽を、物凄い熱量の音楽がやりたいだけなのだ。暴れるのが目的ではない。自分を興奮させられる音楽を一生懸命やりたいだけなのだ。自分が興奮しないものが人を興奮させられるとは思わない。ただただ一生懸命やるしかないのである。

一生懸命やる事で実現できた事もある。具体的かつ明確な事例をあげると会いたい人間に会えるようになってきたのだ。
一人間として興味深い存在が、パソコンのディスプレイやフリーペーパー越しの存在ではなくなってきた。

ぐしゃ人間はそもそもインターネット上でその名を見、興味が湧いてネット通販で音源を購入してからというもの単純にファンであった。
初の東京遠征でネットにアップロードされている僕達の音楽を聴いたメンバー嬢がライブに来てくれ、話す事ができた時は嬉しかったが、自主企画に出演して頂けた時もたまらなく嬉しかった。
そして初めてぐしゃ人間の音楽を聴いて衝撃を受けてから一年と少し、ぐしゃ人間企画に出演できたのは感無量である。
いつか共演したい、という刺激が現実のものとなっていく様は僕を興奮させるものである。

だから今後も様々な刺激を糧に、やっていくのだ。

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